平成28年4月13日(水)
虎杖(いたどり)を食べました
いたどり
先日、カミサンの友人から虎杖(いたどり)を頂きました。
その方は高山に御親戚が在るので、度々其方を訪れて、
都度、山菜など色々なお土産をいただきます。
先だっても紹介した蕗の薹もこの方からで、今回も虎杖と
一緒に「今季はこれが最後ですが、少しお裾分け、、、」
蕗の薹も沢山頂きました
近頃、山菜は名古屋の近郊でも余り見かけなくなり、ましてや
「虎杖、いたどり」等と珍しい植物にはお目に掛る事は、
殆ど在りません。
虎杖(いたどり)
タデ科、多年草。山野に自生する。
大きくなると、1 ~ 2 Mの高さになる。
茎の部分は竹の様に多くの節がある。
茎には紅色の斑点が有り、夏に白色(薄紅)の小さな花が咲く。
いたどりの花
茎は若いうち(葉に斑紋がある)は酸味が強いが食べられる。
根の部分は漢方薬(虎杖根)として、利尿作用が有る。
地方等では、「スカンポ」と呼ばれ子供達の遊びにも、、。
童謡の「すかんぽの咲く頃」は、昔の小学生等が通学路に
土手のすかんぽを摘みながら遊ぶ風景が旨く表現されて居ます。
※すかんぽ、すかんぽは中空で、折るとスコン、と心地よい音がし、
かじると酸味が強いことから、すかんぽと呼ばれる、、と有る。
童謡 「すかんぽの咲く頃」
作詞 : 北原 白秋
作曲 : 山田 耕作
土手のすかんぽジャワ更紗(さらさ)
昼は蛍もねんねする
僕等小学尋常生(じんじょうせい)
今朝も通ってまたもどる
すかんぽすかんぽ川のふち
夏が来た来たドレミファソ
※ この歌の尋常生は、私たちの頃は「小学6年生」と
唄っていた様に思います。
虎杖(いたどり)の食べ方
水に浸け置き(灰汁抜き)
下処理は、たっぷりの水に一昼夜浸けて置き、酸味と
灰汁抜きをします。
ピューラーで茎の下側からゆっくり剥いていく。
遣り過ぎると直ぐ、中空の部分まで達するので、注意を。
先端の5Cm位は、山菜(蕗の薹、筍など)の天ぷらが美味。
山菜の天ぷら
いたどりの天ぷら
蕗の薹の天ぷら
他の茎の部分は、1Cmくらいに切り煮物として使う。
最初にサッと炒め、甘辛だしで含め煮にする。
くれぐれも、サッと炒めサッと煮る(茹でる)遣り過ぎに注意を。
いたどりの含め煮
亦、刻んだ物を茹でて冷まし、マヨネーズ、醤油、七味等で和え
花かつをを掛け、おつまみにしても旨い。(少し酸味は有る)
蕗の薹の和えもの
今日の1句(俳人の名句)
虎杖や到来過て餅につく 小林 一茶
山陰に虎杖森の如くなり 正岡 子規
いたどりの一節(ひとよ)の紅に旅曇る 橋本多佳子
虎杖(いたどり)を食べました
いたどり
先日、カミサンの友人から虎杖(いたどり)を頂きました。
その方は高山に御親戚が在るので、度々其方を訪れて、
都度、山菜など色々なお土産をいただきます。
先だっても紹介した蕗の薹もこの方からで、今回も虎杖と
一緒に「今季はこれが最後ですが、少しお裾分け、、、」
蕗の薹も沢山頂きました
近頃、山菜は名古屋の近郊でも余り見かけなくなり、ましてや
「虎杖、いたどり」等と珍しい植物にはお目に掛る事は、
殆ど在りません。
虎杖(いたどり)
タデ科、多年草。山野に自生する。
大きくなると、1 ~ 2 Mの高さになる。
茎の部分は竹の様に多くの節がある。
茎には紅色の斑点が有り、夏に白色(薄紅)の小さな花が咲く。
いたどりの花
茎は若いうち(葉に斑紋がある)は酸味が強いが食べられる。
根の部分は漢方薬(虎杖根)として、利尿作用が有る。
地方等では、「スカンポ」と呼ばれ子供達の遊びにも、、。
童謡の「すかんぽの咲く頃」は、昔の小学生等が通学路に
土手のすかんぽを摘みながら遊ぶ風景が旨く表現されて居ます。
※すかんぽ、すかんぽは中空で、折るとスコン、と心地よい音がし、
かじると酸味が強いことから、すかんぽと呼ばれる、、と有る。
童謡 「すかんぽの咲く頃」
作詞 : 北原 白秋
作曲 : 山田 耕作
土手のすかんぽジャワ更紗(さらさ)
昼は蛍もねんねする
僕等小学尋常生(じんじょうせい)
今朝も通ってまたもどる
すかんぽすかんぽ川のふち
夏が来た来たドレミファソ
※ この歌の尋常生は、私たちの頃は「小学6年生」と
唄っていた様に思います。
虎杖(いたどり)の食べ方
水に浸け置き(灰汁抜き)
下処理は、たっぷりの水に一昼夜浸けて置き、酸味と
灰汁抜きをします。
ピューラーで茎の下側からゆっくり剥いていく。
遣り過ぎると直ぐ、中空の部分まで達するので、注意を。
先端の5Cm位は、山菜(蕗の薹、筍など)の天ぷらが美味。
山菜の天ぷら
いたどりの天ぷら
蕗の薹の天ぷら
他の茎の部分は、1Cmくらいに切り煮物として使う。
最初にサッと炒め、甘辛だしで含め煮にする。
くれぐれも、サッと炒めサッと煮る(茹でる)遣り過ぎに注意を。
いたどりの含め煮
亦、刻んだ物を茹でて冷まし、マヨネーズ、醤油、七味等で和え
花かつをを掛け、おつまみにしても旨い。(少し酸味は有る)
蕗の薹の和えもの
今日の1句(俳人の名句)
虎杖や到来過て餅につく 小林 一茶
山陰に虎杖森の如くなり 正岡 子規
いたどりの一節(ひとよ)の紅に旅曇る 橋本多佳子
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