遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

白鳥公園の吟行 2

2015-07-12 14:21:57 | 俳句
白鳥公園内を散策

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法持寺の直ぐ裏手に在る、白鳥古墳の庭地を抜けると堀川に出ます。

堀川(上ると名城へ、左上のアーチは旧デザイン博会場)
堀川は江戸の初期、名古屋開府の際に木材等の建築資材を運ぶ、
運河として名古屋城迄の間を開削された様です、、、。
この川を南へ下ると、伊勢湾の宮の渡し(東海道53次の桑名への水路)がある。
又、北へ上って行くと名古屋城のお濠に繋がります。
川を上る途中の両岸には、木材関連の会社が、今も多く残って居ます。

堀川に掛る橋を渡ると、白鳥庭園の北門に到着です。


白鳥庭園は、昭和58年(1983年) 白鳥貯木場を埋め立て整備、
平成元年(1991年)に世界デザイン博覧会のパピリオン「日本庭園」
として、本格的に整備され立派な公園が出来た様です。

白鳥庭園は、大きな池を中心に配置した日本庭園で、
中部地方に存在する名所をモチーフとし、公園の南に在る築山を御嶽山
に見立て、そこから園内の各所に流れる人口川を木曽川とし、渓流に
段差を設け、雄滝雌滝や巨岩を配して、深山幽谷の世界を表して居ます。
渓流の各所に四阿(あずまや)水琴窟等が有り、様々な植物が出迎え
四季折々の景色を楽しむ事が出来ます。

半夏生(葉が白く変色する)

睡蓮の花

キツネのカミソリ

河骨(こうほね)
生憎の梅雨空の中、散策、途中「四阿」で吟行句作り、、、。
それでも半日、アット言う間に時は過ぎ、、昼時に、
庭園内に在る、茶寮「汐入」へ、、、
抹茶セット(500円)と、里芋のカレー(700円)を注文、、、
ゆっくり、俳句作りのまとめを、、、。
(よくよく見れば、又又駄作の多き事に、  アア、無情)


茶室「清羽亭」

茶寮「汐入」

ギボウシの花)
庭園の中心部には、茶室「清羽亭」が在り、都 度茶会が催され、、
茶寮「汐入」では、気軽にお茶を楽しめ(お菓子付、500円)
喫茶(飲物、スイーツ等)、ランチタイムには軽食も用意されている。
季節限定メニューも有る(夏:かき氷、冬:ぜんざい等)

抹茶セット(500円)と、里芋カレーを注文

本日の吟行句</fo

<strong>渓流の要所を灯す提灯花

  提灯花 : 蛍袋(ほたるぶくろ)
河骨の黄のひそやかな水辺かな


  河骨(こうほね): 水辺に咲く他年草、黄色の花)
四阿に合歓の目覚めをじつと待つ

浮見四阿(水琴窟近くのあづまや)

合歓の花が落ち、雨に濡れて、、、)
  四阿(あずまや)、合歓(ねむ)の花:夜、葉を閉じ眠る
轟轟と岩を叩きし雄滝見ゆ
  轟轟(ごうごう): 音がとどろき響く

渓流を進むと、雄滝の音が轟いて、、


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