遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

凌霄花

2019-07-09 15:43:33 | 日記
令和元年7月9日(火)

凌霄花 : のうぜんかずら


ノウゼンカズラ科の蔓性落葉低木で観賞用
として庭等に植えられる。
茎の所々から根を出して他の樹木等に絡み
付き、長さ6mにも及ぶ。
この習性を利用して公園等に棚を作り、
棚の下にベンチ等を設け、観賞する。

夏、枝先一杯に橙黄色の喇叭形をした花が
咲き、鮮やかな色が遠目によく映える。
幹は藤の様に太くなる。樹勢が強く丈夫な
花木であり、地下茎を延ばし、蘖(げつ)
を周囲に芽生えさせて繁殖する。
※蘖(げつ): ひこばえ、樹木の切り株や根元から
        生えてくる若芽のこと。
        太い幹に対して孫(ひこ)に見立て
        「ひこばえ」という。


直径6~7cm程の花が咲き、花房は垂れ
下がる。

落花すると花の蜜が周りに零れ、メジロや
蜂などが集まって来ると言われる。

(庄内緑地公園 散策)

漢名の「凌霄花」は「霄」(そら)を凌ぐ
花の意があり、高い所に攀じ登る事により
命名された様だ。


今日の1句

凌霄花駅舎より見ゆ友の家     ヤギ爺



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