遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

日展に行く

2016-02-06 16:01:09 | 日記
平成28年2月6日(土)

日展を観に行く


20年程前から、毎年この時期になると「日展」を観に
出掛けます。
名古屋では毎年1月の終わりから2月中旬頃まで開催
され、立春の頃の楽しみとなりました。


土、日、祭日は混雑が予想されるので、、、平日の
それも昼食時はたぶん空いているのではと、、、。
2月5日、カミサンと午前11時頃に家を出ると、、、
松坂屋7階、美術館脇に在るレストラン(穴場です)
で早目の昼食を、、
少し奮発し、「洋食弁当」をゆっくり頂き、、、。

昼食後、会場の栄(愛知県美術館)迄ゆっくりと、
(地下鉄1区分)、歩いて行くことに、、、、
久し振りに100M道路脇の歩道を北へ進みます。
風も無く穏やかな街中、、、平日の昼時は人通りも
車も少なく、、、気持よく散策出来ました、、。




凡そ20分程、会場の愛知芸術文化センターに到着
それでも8階会場の入り口はかなりの賑わいです。

チケット
並ぶ事も無く、、会場内へ、、、。

中日新聞夕刊(日展」紹介記事


最初の「日本画」コーナーでは、安田敦夫さんの
「そののち」と言う作品が目につきました。
都会の道端の何処にでも有りそうな雑草が生えた
所を真上から見降ろした、、、。普通の風景画と
は、とても異色で驚かされました。

安田敦夫さん「そののち」
次の「洋画」コーナーでは全体的に色彩が華やか
で、、、、そんな中毎年お母さんを題材にされる、
伊藤寿夫さんの「母の像」を、、、、
毎年少しずつ、確実に老いて行くそんな姿を忠実
に、シミや皺の一つ一つを鮮明に描かれて、、
数年前からは車椅子に座す様になられ、、、
それでも、この絵を目にすると、ホットさせられる
私だけでは無いのではないか、、と思います。

伊藤寿夫さん「母の像」
次の「彫刻」、「書」のコーナーを廻り、、
一旦外(同じフロアー)に出て、、、通路の先に
「工芸美術」コーナー(別チケット要)へ、、

「彫刻」を出て「工芸美術」
このコーナーは、染め、和紙、陶芸、漆、鍛金等
の工芸品の展示品で、、、このコーナーが一番
カミサンには興味が在り(身近に感じた)様子。

これだけ多くの力作を観て廻るのは、かなりの
重労働の様です、、、。

今日の1句

春立てり絵心もなく絵画展     ヤギ爺

日展を今年の春も眺めゐる     ヤギ爺





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