令和元年7月27日(土)
丑 湯 : 丑湯治
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/6c/902c8d8c6cb950f60087abae7626d493.png)
土用の丑の日に風呂に入ることにより病気をしない
「おまじない」とされる。
土用鰻,土用餅、土用灸等と同じく、暑気中りを
避ける試みの一つ。
昔は毎日、風呂に入らなかったので、この日には
風呂に入り健康で暮らせるようにと行われた風習。
現在は風習としては殆ど行われていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c3/3185a587f307163dfe52f243542887d3.jpg)
岡山県美作市の湯郷温泉では、毎年「丑湯祭り」が
行われている様です。
平安時代の藤原師輔著「九条殿遺誡」には、沐浴
に凶の日として、寅、辰、午、威、亥の日をあげ
て居り、丑の日は入浴には吉日で在ったようだ。
今日(7月27日)は土用丑の日、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/57/4c53ed6bb2f9d343242caa942d9efdff.jpg)
早速、ご近所の店に誂えて「鰻の蒲焼」を、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/34/09471006e0967689f55e500925f1b51f.jpg)
我が家では毎夜お風呂に入るが、「丑湯」を
全く知らなかった。先日、夏井いつき先生の
「絶滅寸前季語辞典」でこの季語を知り、その
解説の面白さに、捧腹絶倒しつつ、また一つ
季語を知った、、、、。
俳人の夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」
の「丑湯」ついての記述
土用の丑の日に入る風呂のことで体に良いとされる
土用の時期に、何々したら身体に良いとされる習慣
はアレコレ在る様だが、、今、一番ポピュラーに
残っているのは「土曜鰻」だろう。
この手の季語は商業ベースに乗ったら絶対の強み
を見せる。普段はちょっと高い鰻だが「土用の丑」
だから思い切って買っちゃおうかなと、主婦に思わ
せてしまうのは、やはり商売人の知恵。
これなんかは経済界が救う絶滅季語って事になる。
この調子で、銭湯組合もちょっと考えてみてはどう
だろう。
「菖蒲湯」「柚子湯」の様に、「今日は丑の湯」
なんて見出しが、紙面を賑わすことも可能では
ないか、、、、。
とは言え、菖蒲や柚子は湯に浮かべ匂いや感触を
楽しむが、丑湯に入って疲れは取れると言われても
何時もと変わらないとクレームをつけられたら、
オシマイ、、。 何か付加価値を付けねばこの季語
も沈没していくしかない。
「今日は丑湯」何て、番台に貼ってあれば「人間
さまは入れないかと勘違いする人が十人中八人は
いるに違いない、、?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/98/f1ab57489ebcf25e0523f377481a649d.jpg)
今日の1句
虎造の声色渡る丑湯かな 洒 落
(絶滅寸前季語辞典:夏井いつき著 より)
丑 湯 : 丑湯治
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/6c/902c8d8c6cb950f60087abae7626d493.png)
土用の丑の日に風呂に入ることにより病気をしない
「おまじない」とされる。
土用鰻,土用餅、土用灸等と同じく、暑気中りを
避ける試みの一つ。
昔は毎日、風呂に入らなかったので、この日には
風呂に入り健康で暮らせるようにと行われた風習。
現在は風習としては殆ど行われていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c3/3185a587f307163dfe52f243542887d3.jpg)
岡山県美作市の湯郷温泉では、毎年「丑湯祭り」が
行われている様です。
平安時代の藤原師輔著「九条殿遺誡」には、沐浴
に凶の日として、寅、辰、午、威、亥の日をあげ
て居り、丑の日は入浴には吉日で在ったようだ。
今日(7月27日)は土用丑の日、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/57/4c53ed6bb2f9d343242caa942d9efdff.jpg)
早速、ご近所の店に誂えて「鰻の蒲焼」を、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/34/09471006e0967689f55e500925f1b51f.jpg)
我が家では毎夜お風呂に入るが、「丑湯」を
全く知らなかった。先日、夏井いつき先生の
「絶滅寸前季語辞典」でこの季語を知り、その
解説の面白さに、捧腹絶倒しつつ、また一つ
季語を知った、、、、。
俳人の夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」
の「丑湯」ついての記述
土用の丑の日に入る風呂のことで体に良いとされる
土用の時期に、何々したら身体に良いとされる習慣
はアレコレ在る様だが、、今、一番ポピュラーに
残っているのは「土曜鰻」だろう。
この手の季語は商業ベースに乗ったら絶対の強み
を見せる。普段はちょっと高い鰻だが「土用の丑」
だから思い切って買っちゃおうかなと、主婦に思わ
せてしまうのは、やはり商売人の知恵。
これなんかは経済界が救う絶滅季語って事になる。
この調子で、銭湯組合もちょっと考えてみてはどう
だろう。
「菖蒲湯」「柚子湯」の様に、「今日は丑の湯」
なんて見出しが、紙面を賑わすことも可能では
ないか、、、、。
とは言え、菖蒲や柚子は湯に浮かべ匂いや感触を
楽しむが、丑湯に入って疲れは取れると言われても
何時もと変わらないとクレームをつけられたら、
オシマイ、、。 何か付加価値を付けねばこの季語
も沈没していくしかない。
「今日は丑湯」何て、番台に貼ってあれば「人間
さまは入れないかと勘違いする人が十人中八人は
いるに違いない、、?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/98/f1ab57489ebcf25e0523f377481a649d.jpg)
今日の1句
虎造の声色渡る丑湯かな 洒 落
(絶滅寸前季語辞典:夏井いつき著 より)
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