遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

十六ささげ

2021-08-12 16:51:15 | 日記

令和3年8月(日)

豇 豆(ささげ) : 十六ささげ

マメ科の一年草、蔓性と矮性があるなど品種も大変多い。

「ささげ」は、「捧げる」の意味で、豆の莢が始め上を

向いて伸びるのでこの名が付いたという。

細く長い莢を結ぶ豆で、葉も見も小豆に似て、小豆より

やや大きい。

十六豇豆は、長さ30~80cmと長く若い莢を食べる。

莢の最も長い品種を十六豇豆、十八豇豆、長豇豆という。

若い莢は煮付けて食べるが、熟した白、黒、茶、赤褐色

などの豆は、乾して食用とし、煮豆や菓子の原料の餡に

したりする。

亦、皮が裂けにくいため、慶長事の赤飯に炊き込む。

 

私の母は静岡の出身で、盆の時期になると胡瓜、茄子で

牛、馬等を作る時に十六豇豆を飾りつけに使用していた。

亦、盆の3ケ日に仏前に供える食事にも里芋と豇豆の煮物

を添えていた。

その所為か、私もこの十六豇豆は大好きで今もカミさん

に所望する。

胡麻和え、茹でたのを生姜醤油で、芋等と煮物等々、、

十六豇豆が地元(愛知)の伝統野菜(一宮市)である事

を知らなかった。

スーパーの店頭に十六豇豆が並んでいた。

 

今日の1句

仏前に母の十六豇豆かな   ヤギ爺



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1 コメント

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こんにちは (甘ん)
2021-08-12 17:57:20
豇豆は初めて知りました。近くに菜園がありますが、こんなに長いサヤのある豆類を観たことがありません。
ゴマの香りもしてくるようです。
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