F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

ROUND 14 SINGAPOREAN GP

2009年10月02日 05時06分44秒 | Weblog
1位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
2位 T.グロック トヨタ
3位 F.アロンソ ルノー
4位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
5位 J.バトン ブラウン・メルセデス
6位 R.バリチェロ ブラウン・メルセデス
7位 H.コバライネン マクラーレン・メルセデス
8位 R.クビサ BMWザウバー

 それにしても、フィジケラのフェラーリ電撃移籍には驚きましたネ。ベルギーGPでの活躍が、バドエルに代わるドライバーを探していたフェラーリ首脳陣のハートを鷲掴み(爆)。あれよあれよという間に話が進んでいきました。フェラーリから話があった時にはさぞかし驚いたでしょうねぇ。せっかく調子が上向いてきたフォース・インディアを離れるというのは少し勿体無い気もしますが、「後悔は全く無い」とコメントしています。子供の頃から憧れていたフェラーリからオファーがきたっ、てんですからイタリア人でこの話を蹴るのはハッキリいって「ヴァカ」以外の何者でもないですからね(爆)。今のところ成績が芳しくありませんが、KERSとか可変フラップとか初めて操作する機構が多いので今後に期待というところでしょうか。現在のF1マシンのステアリングにはボタンが30個以上ありますから、ドライバーも操作を覚えるのが大変でしょうね。さて、シンガポールGPです。優勝はハミルトン、ハンガリーGP以来久々の優勝となりました。ストップ・アンド・ゴーの市街地コースだけあって、KERSが有利に働いた様ですね。ピット・ストップ以外ではトップの座を譲らず、ほぼ完璧な形でポール・トゥ・ウィンを決めました。続いて、2位にはグロックが飛び込んできました。ウェーバーとアロンソが争っている隙を突いて、ポジション・アップ!ここが、今回のレースのキモだった様で、その後は上手くポジションを守り切り自己最高位の2位フィニッシュとなっています。そして3位にはアロンソ!アロンソといえば、昨シーズン、シンガポールGPの優勝が記憶に新しいところです。皆さんは既にご存知かとは思いますが、あの優勝が仕組まれたものであったといことが明らかになっています。簡単に言うと、ピケJr.がアロンソを勝たせる為にわざとクラッシュをした、ということです。アロンソがピット・ストップを済ませてから、ピケJr.がクラッシュを起こす。このタイミングが実に重要であり、事前にミーティング等で打ち合わせをしておかなければ、実行はまず不可能です。このクラッシュによるペースカー出動が、結果に大きく関わっているという事実は見過ごせません。FIAによる公聴会の結果、チーム代表のフラビオ・ブリアトーレはタイーホ………、じゃなくて永久追放という非常に厳しい判決が下されました。そして深刻なのは、イメージが悪くなったルノーが撤退するのではないかということ。ルノーの財政は悪化しており、政府に資本援助を受けています。この状態で、ダーティーなイメージを背負ったままF1の活動を続けるというのは、果たしてあのカルロス・ゴーンが許すのかということ。下手すると、BMWに続いて自動車メーカーが撤退なんていうことにもなりかねません。スキャンダラスな報道が続くF1ですが、スポンサー離れを後押しする様な今回の報道は残念と言わざるを得ません。