1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
4位 S.ベッテル フェラーリ
5位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
6位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
7位 K.ライコネン フェラーリ
8位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
9位 L.ストロール ウイリアムズ・メルセデス
10位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
カナダGPです。ポールのハミルトン、スタートを上手く決め、そのままレースを自分のペースに持って行きブッチギリでポールトゥフィニッシュ。今季3勝目となる勝利を挙げました。弟子(?)のボッタスは20秒遅れながら2位でフィニッシュ。メルセデス、今シーズン初のワンツーフィニッシュです。それにしてもメルセデス、昨シーズンに比べると速さの安定感が無くなりましたね。ハミルトンはランキング2位に着けていますし、ボッタスも気を吐いて初優勝を遂げたりはしているのですが、圧倒的な強さというものをあまり感じなくなりました。何ていうかレース毎にムラがあるというのでしょうか。ハミルトンですら表彰台圏外に落ち込む事がありますからね。この調子だと、最終戦までライバルのフェラーリとタイトル争いがもつれ込みそうです。さて、5番グリッドスタートのフェルスタッペンはスタートで大ジャンプアップして2番手迄浮上。ボッタスにストレートでアウト側から並び掛けられる場面もありましたがポジションキープ。しかし11周目、バッテリーが原因とみられるトラブルでマシンが突然何の反応もしなくなりスローダウン、リタイアとなっています。スタートを上手く決め、2番手を走っていた最中だっただけに悔しかったことでしょう。さて、ウイリアムズの新人、ランス・ストロール、初の入賞です。何と、ジャック・ビルヌーブ以来、久々のカナダ人ドライバーです。ストロールの父親は実業家で、その父親から多額のスポンサーマネーがチームに支払われました。いわゆるペイドライバーとしてウイリアムズに加入した訳ですが………。まあ、一言で言ってしまえば「ボンボン」ですね(爆)。チームメイトのマッサと比べてハッキリ言って見劣りする成績でしたが、ここ母国GPで初入賞。これで、ただの「ボンボン」では無いということが証明できたんじゃないでしょうか(爆)。それにしても、マッサは複雑でしょうね。昨シーズン一杯でF1からの引退を表明し、ブラジルGPで感動的な地元GPラストランを行ったのですが、ロズベルグが電撃引退をしたことで事態は急転。ボッタスがメルセデスに栄転し、その空いた穴を埋める為に、ピンチヒッターとして引退を撤回。ウイリアムズの為に一肌脱ぐことと相成りました。つまり、あの感動的な母国GPラストランは「無かったことに」なったのです(汗)。ロズベルグの電撃引退が思わぬ影響を及ぼし、マッサの玉突き移籍ならぬ、玉突き現役復帰を引き起こしたのです。それにしても、マッサ程波乱のF1ドライバー人生を歩んだ人も珍しいんじゃないでしょうか。2008年の最終戦ブラジルGP。自身初のタイトルがかかったこのレースをポール・トゥ・フィニッシュ、ファステストラップとハットトリックを達成。タイトル獲得を祝うお膳立ては整いました。しかし、あろうことか、ハミルトンがファイナルラップの最終コーナーで順位を1つ上げポイントを引っ繰り返したのです。マッサが手にしていたタイトルが正に手からすり落ちていった瞬間でした。続く2009年。今シーズンこそタイトルを、と息巻くマッサに悲劇が起こります。ハンガリーGPでバリチェロのマシンから脱落したダンパーのスプリングが、マッサのマシンの左前輪で跳ね上げられヘルメットを直撃。意識を失ったマッサはアクセルを緩めることなくコースアウト。高速走行のままタイヤバリアに激突しました。このアクシデントにより緊急手術をする程の負傷を頭部に負ったマッサは以降のレースを欠場。このシーズンを棒に振ることになったのです。そして2010年、このシーズンもマッサに更なる悲劇が襲いかかります。マッサはこのシーズン開幕戦からチームに復帰しました。しかし、フェラーリに移籍してきたアロンソはチーム内での主導権を掌握、アロンソを中心に動くシステムを構築したのです。今迄マッサが知っているフェラーリとは全く違うチームになってしまいました。その象徴的な事件がドイツGPでのチームオーダーですね。復帰後の初優勝が目前だったのですがチームからの指示でアロンソに勝利を譲らねばならなかったのです。それ以降も結局勝利を挙げることはできませんでした。さて、そんな波乱に満ちたフェラーリでの生活から抜け出して、ウイリアムズに移籍。このチームで余生を静かに過ごした後に感動的なラストランを決めて静かに引退………。の筈だったのですが、まさかの現役復帰!周囲の揉め事に振り回され続けています。どうしてこうなった?とマッサは思っているでしょうが、事情が事情なだけにしょうがありません。何はともあれ、マッサのこれからのドライバー人生に幸あれです(汗)。
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
4位 S.ベッテル フェラーリ
5位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
6位 E.オコン フォースインディア・メルセデス
7位 K.ライコネン フェラーリ
8位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
9位 L.ストロール ウイリアムズ・メルセデス
10位 R.グロジャン ハース・フェラーリ
カナダGPです。ポールのハミルトン、スタートを上手く決め、そのままレースを自分のペースに持って行きブッチギリでポールトゥフィニッシュ。今季3勝目となる勝利を挙げました。弟子(?)のボッタスは20秒遅れながら2位でフィニッシュ。メルセデス、今シーズン初のワンツーフィニッシュです。それにしてもメルセデス、昨シーズンに比べると速さの安定感が無くなりましたね。ハミルトンはランキング2位に着けていますし、ボッタスも気を吐いて初優勝を遂げたりはしているのですが、圧倒的な強さというものをあまり感じなくなりました。何ていうかレース毎にムラがあるというのでしょうか。ハミルトンですら表彰台圏外に落ち込む事がありますからね。この調子だと、最終戦までライバルのフェラーリとタイトル争いがもつれ込みそうです。さて、5番グリッドスタートのフェルスタッペンはスタートで大ジャンプアップして2番手迄浮上。ボッタスにストレートでアウト側から並び掛けられる場面もありましたがポジションキープ。しかし11周目、バッテリーが原因とみられるトラブルでマシンが突然何の反応もしなくなりスローダウン、リタイアとなっています。スタートを上手く決め、2番手を走っていた最中だっただけに悔しかったことでしょう。さて、ウイリアムズの新人、ランス・ストロール、初の入賞です。何と、ジャック・ビルヌーブ以来、久々のカナダ人ドライバーです。ストロールの父親は実業家で、その父親から多額のスポンサーマネーがチームに支払われました。いわゆるペイドライバーとしてウイリアムズに加入した訳ですが………。まあ、一言で言ってしまえば「ボンボン」ですね(爆)。チームメイトのマッサと比べてハッキリ言って見劣りする成績でしたが、ここ母国GPで初入賞。これで、ただの「ボンボン」では無いということが証明できたんじゃないでしょうか(爆)。それにしても、マッサは複雑でしょうね。昨シーズン一杯でF1からの引退を表明し、ブラジルGPで感動的な地元GPラストランを行ったのですが、ロズベルグが電撃引退をしたことで事態は急転。ボッタスがメルセデスに栄転し、その空いた穴を埋める為に、ピンチヒッターとして引退を撤回。ウイリアムズの為に一肌脱ぐことと相成りました。つまり、あの感動的な母国GPラストランは「無かったことに」なったのです(汗)。ロズベルグの電撃引退が思わぬ影響を及ぼし、マッサの玉突き移籍ならぬ、玉突き現役復帰を引き起こしたのです。それにしても、マッサ程波乱のF1ドライバー人生を歩んだ人も珍しいんじゃないでしょうか。2008年の最終戦ブラジルGP。自身初のタイトルがかかったこのレースをポール・トゥ・フィニッシュ、ファステストラップとハットトリックを達成。タイトル獲得を祝うお膳立ては整いました。しかし、あろうことか、ハミルトンがファイナルラップの最終コーナーで順位を1つ上げポイントを引っ繰り返したのです。マッサが手にしていたタイトルが正に手からすり落ちていった瞬間でした。続く2009年。今シーズンこそタイトルを、と息巻くマッサに悲劇が起こります。ハンガリーGPでバリチェロのマシンから脱落したダンパーのスプリングが、マッサのマシンの左前輪で跳ね上げられヘルメットを直撃。意識を失ったマッサはアクセルを緩めることなくコースアウト。高速走行のままタイヤバリアに激突しました。このアクシデントにより緊急手術をする程の負傷を頭部に負ったマッサは以降のレースを欠場。このシーズンを棒に振ることになったのです。そして2010年、このシーズンもマッサに更なる悲劇が襲いかかります。マッサはこのシーズン開幕戦からチームに復帰しました。しかし、フェラーリに移籍してきたアロンソはチーム内での主導権を掌握、アロンソを中心に動くシステムを構築したのです。今迄マッサが知っているフェラーリとは全く違うチームになってしまいました。その象徴的な事件がドイツGPでのチームオーダーですね。復帰後の初優勝が目前だったのですがチームからの指示でアロンソに勝利を譲らねばならなかったのです。それ以降も結局勝利を挙げることはできませんでした。さて、そんな波乱に満ちたフェラーリでの生活から抜け出して、ウイリアムズに移籍。このチームで余生を静かに過ごした後に感動的なラストランを決めて静かに引退………。の筈だったのですが、まさかの現役復帰!周囲の揉め事に振り回され続けています。どうしてこうなった?とマッサは思っているでしょうが、事情が事情なだけにしょうがありません。何はともあれ、マッサのこれからのドライバー人生に幸あれです(汗)。