1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 S.ベッテル フェラーリ
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 P.ガスリー レッドブル・ホンダ
7位 D.リチャルド ルノー
8位 S.ペレス レーシングポイント・メルセデス
9位 K.ライコネン アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
10位 A.アルボン トロロッソ・ホンダ
中国GPです。今回で1950年から始まったF1が通算1000レースを迎えるそうで、メモリアルレースとなる訳です。もう1000レースになるのかと思うと時の流れを感じずにはおれませんね、って何かわかった様なことを言っていますが、そんな感慨に耽る程長い間見てる訳ではないんですけどね(汗)。中嶋悟がデビューしてからなのでせいぜい30年位でしょうか。それでもF1の全歴史の4割位は見ていることになると思うと自分でもビックリです。さて、あと何年経てばF1の全歴史の半分を見たことになるでしょうか?こういうのって、小学生の算数のドリルの問題に出てきそうですよね?今回はいたるところに誇らしげな「1000」の数字が付いたF1のロゴが登場します。さて、スターティンググリッドですが、ポールがボッタス、以下ハミルトン、ベッテル、ルクレール、フェルスタッペンと続きます。開幕戦に続きボッタスがポールポジション。ハミルトンは中々ポールポジションを獲らせてもらえませんね。スタートはイン側のハミルトンの伸びが良くホールショット。ボッタスを抑えて1コーナーに飛び込みます。一方フェラーリはというと、ベッテルがボッタスを牽制する為にアウト側に寄ったのですが、それによりイン側ががら空き。その隙にルクレールがベッテルを抑えて1コーナーを通過。後方ではターン6の立ち上がりでクビアトとサインツが接触。クビアトは弾き飛ばされてノリスに接触。ノリスはマシンが宙に浮くぐらい弾き飛ばされてコースアウト。フロントウイングを壊し、ピットインを余儀なくされて大きく後退しています。尚、このアクシデントの原因となったとの過度でクビアトにはペナルティが課せられました。さて、3,4番手を走るフェラーリですがルクレールのペースが上がらずにベッテルを抑え込んでいる状態に。チームオーダーが発令されてルクレールはベッテルを前に行かせます。散々チームに文句を言っていましたが、タイムが出ていない以上これはしょうがないですね。20周目、バックストレートでフェルスタッペンがベッテルの後方で様子を伺います。やや、車間距離はある様に見えましたが、ストレートエンドのターン14でフェルスタッペンはベッテルのインに思い切って飛び込みます。軽くブレーキをロックさせて白煙を上げました。立ち上がりでベッテルに押し出される形になり芝生の上を走らされることになりますが、すぐにコースに復帰。ベッテルのブロックに遭いオーバーテイクをすることは出来ませんでした。昨シーズンはこのコーナーでフェルスタッペンはベッテルに突っ込んでいたのですが、今回は何事も無く無事にコーナーを通過出来て良かったですね(汗)。27周目、ルーキーのアルボンがストレートでジョビナッツィの前に出てオーバーテイク。最後尾からの追い上げでここまで這い上がってきました。37周目、おそらくこのレース最大の見せ場が訪れます。しかもコース上ではありません。メルセデスは2台連続のピットストップを敢行。まずハミルトンのタイヤを交換。続いて滑り込んできたボッタスのタイヤを交換。無事に2台共コース上に送り出しました。タイヤ交換が3秒とかからない現代F1故に可能な作戦でしたね。さて、それでは何故メルセデスがこの様なリスキーな作戦を採ったかについてですが、まず、後方からはフレッシュタイヤを履いたベッテルとフェルスタッペンが迫っており逆転されるリスクがあったこと。そして、ベッテルに逆転されることを恐れてボッタスを先にピットインさせるとハミルトンの前に出る可能性があったこと。もし、レースリーダーのハミルトンが逆転されるということになれば、それはそれでチームとの間にしこりを残すことになりかねません。これら、全てのリスクを回避すべく、脳内コンピューターをクロックアップさせて、この作戦を思いついたのがトト・ヴォルフなんですね。いや~、何ていうか、チーム代表というよりも、管理職としての危機管理能力の高さを見せつけられた様な気がしましたヨ(汗)。39周目、バックストレートでボッタスがルクレールをオーバーテイク。その後、ルクレールはベッテルにもオーバーテイクされピットイン。フレッシュタイヤに履き替えてフェルスタッペンを追いかけますが、フェルスタッペンも対抗してペースを上げ、これを寄せ付けません。そして、見事な危機管理能力を見せてメルセデスがワンツーフィニッシュ。開幕戦から3連続でのワンツーです。”Alain Prost waves the chequered flag!”何とチェッカーフラッグを振るのはプロストですよ!どいういう経緯でこの役を仰せつかったのかは不明ですが、懐かしい顔の突然の出現で不意討ちを食らった様な気分です。それにしてもプロスト、随分老けましたね(汗)。さて、メルセデスですがやはり強いですね~。この強さも危機管理能力の高さが少なからずとも貢献していることが、2台ピットインという離れ業に繋がったのでしょう。お偉いさん(ダイムラー社長のディーター・ツェッチェ)の前でいいところを見せることが出来てよかったですね、トト・ヴォルフ(何か皮肉っぽい)。さて、開幕から3戦を消化して明らかになったのはメルセデスは今シーズンも強いということでしょうか。とはいえ、バーレーンGPの様にルクレールが蜂起することも今後ありえますので、今後はその辺の展開に期待したいところです。
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 S.ベッテル フェラーリ
4位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
5位 C.ルクレール フェラーリ
6位 P.ガスリー レッドブル・ホンダ
7位 D.リチャルド ルノー
8位 S.ペレス レーシングポイント・メルセデス
9位 K.ライコネン アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
10位 A.アルボン トロロッソ・ホンダ
中国GPです。今回で1950年から始まったF1が通算1000レースを迎えるそうで、メモリアルレースとなる訳です。もう1000レースになるのかと思うと時の流れを感じずにはおれませんね、って何かわかった様なことを言っていますが、そんな感慨に耽る程長い間見てる訳ではないんですけどね(汗)。中嶋悟がデビューしてからなのでせいぜい30年位でしょうか。それでもF1の全歴史の4割位は見ていることになると思うと自分でもビックリです。さて、あと何年経てばF1の全歴史の半分を見たことになるでしょうか?こういうのって、小学生の算数のドリルの問題に出てきそうですよね?今回はいたるところに誇らしげな「1000」の数字が付いたF1のロゴが登場します。さて、スターティンググリッドですが、ポールがボッタス、以下ハミルトン、ベッテル、ルクレール、フェルスタッペンと続きます。開幕戦に続きボッタスがポールポジション。ハミルトンは中々ポールポジションを獲らせてもらえませんね。スタートはイン側のハミルトンの伸びが良くホールショット。ボッタスを抑えて1コーナーに飛び込みます。一方フェラーリはというと、ベッテルがボッタスを牽制する為にアウト側に寄ったのですが、それによりイン側ががら空き。その隙にルクレールがベッテルを抑えて1コーナーを通過。後方ではターン6の立ち上がりでクビアトとサインツが接触。クビアトは弾き飛ばされてノリスに接触。ノリスはマシンが宙に浮くぐらい弾き飛ばされてコースアウト。フロントウイングを壊し、ピットインを余儀なくされて大きく後退しています。尚、このアクシデントの原因となったとの過度でクビアトにはペナルティが課せられました。さて、3,4番手を走るフェラーリですがルクレールのペースが上がらずにベッテルを抑え込んでいる状態に。チームオーダーが発令されてルクレールはベッテルを前に行かせます。散々チームに文句を言っていましたが、タイムが出ていない以上これはしょうがないですね。20周目、バックストレートでフェルスタッペンがベッテルの後方で様子を伺います。やや、車間距離はある様に見えましたが、ストレートエンドのターン14でフェルスタッペンはベッテルのインに思い切って飛び込みます。軽くブレーキをロックさせて白煙を上げました。立ち上がりでベッテルに押し出される形になり芝生の上を走らされることになりますが、すぐにコースに復帰。ベッテルのブロックに遭いオーバーテイクをすることは出来ませんでした。昨シーズンはこのコーナーでフェルスタッペンはベッテルに突っ込んでいたのですが、今回は何事も無く無事にコーナーを通過出来て良かったですね(汗)。27周目、ルーキーのアルボンがストレートでジョビナッツィの前に出てオーバーテイク。最後尾からの追い上げでここまで這い上がってきました。37周目、おそらくこのレース最大の見せ場が訪れます。しかもコース上ではありません。メルセデスは2台連続のピットストップを敢行。まずハミルトンのタイヤを交換。続いて滑り込んできたボッタスのタイヤを交換。無事に2台共コース上に送り出しました。タイヤ交換が3秒とかからない現代F1故に可能な作戦でしたね。さて、それでは何故メルセデスがこの様なリスキーな作戦を採ったかについてですが、まず、後方からはフレッシュタイヤを履いたベッテルとフェルスタッペンが迫っており逆転されるリスクがあったこと。そして、ベッテルに逆転されることを恐れてボッタスを先にピットインさせるとハミルトンの前に出る可能性があったこと。もし、レースリーダーのハミルトンが逆転されるということになれば、それはそれでチームとの間にしこりを残すことになりかねません。これら、全てのリスクを回避すべく、脳内コンピューターをクロックアップさせて、この作戦を思いついたのがトト・ヴォルフなんですね。いや~、何ていうか、チーム代表というよりも、管理職としての危機管理能力の高さを見せつけられた様な気がしましたヨ(汗)。39周目、バックストレートでボッタスがルクレールをオーバーテイク。その後、ルクレールはベッテルにもオーバーテイクされピットイン。フレッシュタイヤに履き替えてフェルスタッペンを追いかけますが、フェルスタッペンも対抗してペースを上げ、これを寄せ付けません。そして、見事な危機管理能力を見せてメルセデスがワンツーフィニッシュ。開幕戦から3連続でのワンツーです。”Alain Prost waves the chequered flag!”何とチェッカーフラッグを振るのはプロストですよ!どいういう経緯でこの役を仰せつかったのかは不明ですが、懐かしい顔の突然の出現で不意討ちを食らった様な気分です。それにしてもプロスト、随分老けましたね(汗)。さて、メルセデスですがやはり強いですね~。この強さも危機管理能力の高さが少なからずとも貢献していることが、2台ピットインという離れ業に繋がったのでしょう。お偉いさん(ダイムラー社長のディーター・ツェッチェ)の前でいいところを見せることが出来てよかったですね、トト・ヴォルフ(何か皮肉っぽい)。さて、開幕から3戦を消化して明らかになったのはメルセデスは今シーズンも強いということでしょうか。とはいえ、バーレーンGPの様にルクレールが蜂起することも今後ありえますので、今後はその辺の展開に期待したいところです。