1位 P.マルドナド ウイリアムズ・ルノー
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 K.ライコネン ロータス・ルノー
4位 R.グロジャン ロータス・ルノー
5位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
6位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
7位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
8位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
9位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
10位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
さて、スペインGP、波乱続きの今シーズンにあって、尚も波乱の結果が続くとは誰がこの展開を予測し得たでしょうか。何とウイリアムズのマルドナドがポール・トゥ・フィニッシュです。マルドナド、スタートは2番グリッドのアロンソに先行されるものの後ろに食らい付き、マッチレースの様相を展開していきます。そして、2回目のピットストップでマルドナドが逆転、見事首位に返り咲きます。一時は7秒もの差をアロンソにつけますが、タイヤの摩耗からそのアドバンテージは無くなってしまい、テール・トゥ・ノーズのバトルに持ち込まれます。DRSを使い、何としてでも前に出て母国での優勝を果たしたいアロンソでしたが、マルドナドが見事に抑え切り先頭でチェッカー。参戦2シーズンに目にして初優勝を成し遂げました。それにしても、レース巧者のアロンソを向こうに回して互角のバトルを冷静沈着に展開するとは、まるでタイトルを経験したベテランの風格さえ感じさせます。マルドナドはチャベス大統領の肝入りでデビューした(PDVSA:ベネズエラの国営石油企業をスポンサーとして持ち込み)、いわゆるペイ・ドライバーなのですが、今回のレースでのアロンソを相手に回しての堂々とした戦いっぷりで、誰もがその評価を変えることでしょう。マルドナドのことをペイ・ドライバーなどと呼ぶ人間はいなくなり、将来のチャンピオン候補の一人としての評価を確実にしたと思います。ちなみにマルドナド、開幕戦のオーストラリアGPでは終盤アロンソとのバトルの末、縁石に乗り上げて挙動を乱しウォールに激突、リタイアという悔しい思いをしています。今回の優勝で雪辱晴らしたり、といったところでしょうか。さて、可夢偉ですが、自己最高位となる5位でフィニッシュしています。決勝は9番グリッドからのスタートですが、バトンやロズベルグをコース上でオーバーテイクするなど見せ場もつくってくれました。まあ、トラフィックの中、可夢偉からのプレッシャーに散々晒されていたバトンにとっては2009年のブラジルGPからの因縁の対決となるので「またお前か!」といった感じではあったと思いますが(汗)。本人もコメントしている様に、予選でのトラブルが無ければ表彰台も確実といえる速さを持っていただけに残念ですね。さて、開幕5戦でウィナーが5人という激しい混戦模様をみせているF1グランプリ。ハミルトンやライコネン、ウェーバーなど優勝してもおかしくないドライバーがまだいますので、次のモナコでも新たなウィナーが誕生する可能性がありますね。そして、モナコといえば可夢偉が自己最高位の5位を記録したサーキットです。バンザイアタック(※)を見せればペレスの2位の上をいく優勝も夢ではないかも………?と今から妄想にふけっております。最後になりますが、マルドナドってマクドナルドに語感が似てますね(爆)。※死ぬ気での予選タイムアタックのこと、片山右京が元祖
2位 F.アロンソ フェラーリ
3位 K.ライコネン ロータス・ルノー
4位 R.グロジャン ロータス・ルノー
5位 小林可夢偉 ザウバー・フェラーリ
6位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
7位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
8位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
9位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
10位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
さて、スペインGP、波乱続きの今シーズンにあって、尚も波乱の結果が続くとは誰がこの展開を予測し得たでしょうか。何とウイリアムズのマルドナドがポール・トゥ・フィニッシュです。マルドナド、スタートは2番グリッドのアロンソに先行されるものの後ろに食らい付き、マッチレースの様相を展開していきます。そして、2回目のピットストップでマルドナドが逆転、見事首位に返り咲きます。一時は7秒もの差をアロンソにつけますが、タイヤの摩耗からそのアドバンテージは無くなってしまい、テール・トゥ・ノーズのバトルに持ち込まれます。DRSを使い、何としてでも前に出て母国での優勝を果たしたいアロンソでしたが、マルドナドが見事に抑え切り先頭でチェッカー。参戦2シーズンに目にして初優勝を成し遂げました。それにしても、レース巧者のアロンソを向こうに回して互角のバトルを冷静沈着に展開するとは、まるでタイトルを経験したベテランの風格さえ感じさせます。マルドナドはチャベス大統領の肝入りでデビューした(PDVSA:ベネズエラの国営石油企業をスポンサーとして持ち込み)、いわゆるペイ・ドライバーなのですが、今回のレースでのアロンソを相手に回しての堂々とした戦いっぷりで、誰もがその評価を変えることでしょう。マルドナドのことをペイ・ドライバーなどと呼ぶ人間はいなくなり、将来のチャンピオン候補の一人としての評価を確実にしたと思います。ちなみにマルドナド、開幕戦のオーストラリアGPでは終盤アロンソとのバトルの末、縁石に乗り上げて挙動を乱しウォールに激突、リタイアという悔しい思いをしています。今回の優勝で雪辱晴らしたり、といったところでしょうか。さて、可夢偉ですが、自己最高位となる5位でフィニッシュしています。決勝は9番グリッドからのスタートですが、バトンやロズベルグをコース上でオーバーテイクするなど見せ場もつくってくれました。まあ、トラフィックの中、可夢偉からのプレッシャーに散々晒されていたバトンにとっては2009年のブラジルGPからの因縁の対決となるので「またお前か!」といった感じではあったと思いますが(汗)。本人もコメントしている様に、予選でのトラブルが無ければ表彰台も確実といえる速さを持っていただけに残念ですね。さて、開幕5戦でウィナーが5人という激しい混戦模様をみせているF1グランプリ。ハミルトンやライコネン、ウェーバーなど優勝してもおかしくないドライバーがまだいますので、次のモナコでも新たなウィナーが誕生する可能性がありますね。そして、モナコといえば可夢偉が自己最高位の5位を記録したサーキットです。バンザイアタック(※)を見せればペレスの2位の上をいく優勝も夢ではないかも………?と今から妄想にふけっております。最後になりますが、マルドナドってマクドナルドに語感が似てますね(爆)。※死ぬ気での予選タイムアタックのこと、片山右京が元祖