1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
3位 L.ハミルトン メルセデスAMG
4位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
5位 F.マッサ フェラーリス
6位 R.グロジャン ロータス
7位 K.ライコネン ロータス
8位 N.ヒュルケンベルグ ウイリアムズ・ルノー
9位 S.ペレス マクラーレン・メルセデス
10位 J.ベルニュ トロロッソ・フェラーリ
さて、ダブルヘッダーの2戦目として迎えたマレーシアGP。スターティング・グリッドはポールがベッテル、以下マッサ、アロンソ、ハミルトン、ウェーバー、ロズベルグと続きます。マッサは昨シーズン後半から、予選順位がアロンソを上回る機会が増えています。以前はアロンソに大きく遅れを取っていて、本当に「ダメダメ感」を醸し出していたのですが、今シーズンは明らかに違っています。何か吹っ切れるものがあったのでしょうか?ともあれ、今シーズンのマッサは期待できそうですね。まあ、後はアロンソとのチームオーダーがどうなるかが気になるところではありますが(汗)。レースの方ですが、スタート直前のスコールでウェットとトライが混在する難しい路面状況ととなりました。アロンソはスタートで上手くジャンプアップを決めますが、ベッテルとの接触でフロント・ウイングを損傷。しかし、見た目で損傷が激しくないと判断したアロンソは走行を続けますが、走行中にウイングが脱落。コントロール不能に陥コースアウト、そのままリタイアです。そして、路面状況の方ですが急速に回復していき5周目から順次、全車インターミディエイトからドライタイヤに交換する展開となりました。1回目のピットストップ後のオーダーはウェーバー、ベッテル、ハミルトン、ロズベルグとなります。ウェーバーは終盤までポジションをキープしますが、4回目のピットストップの後、2番手に浮上してきたベッテルとサイドバイサイドのバトルを展開。今シーズン初優勝を狙う二人、両者一歩も引かず、最後はウォールすれすれのバトルにも動じなかったベッテルがウェーバーを下すことに。レース後、明らかに不満な表情を見せるウェーバー。ベッテルに対して「マルチ21だろ?セブ!」とまくし立てるシーンが見受けられました。どうやら「マルチ21」とはレッドブルで使われているチームオーダーの暗号だと思われます。さて、3位には移籍後初表彰台となるハミルトン。こちらはチームオーダーの言いつけをキチンと守ったロズベルグにポジションを譲られてのフィニッシュです。明らかにロズベルグの方がスピードがあったので、ハミルトンも表彰台で浮かぬ表情。一方はチームオーダーを無視したが故、もう一方は守ったが故という、何とも不思議な状況ですが、3人ともに笑顔が無いという後味の悪い表彰台となってしまいました。しかしレッドブル、今回の一件はかなり痛いですね。2010年にも2人の間で確執が起こっていますが、ウェーバーの大人の対応で事なきを得ています。しかし、今回のはそう簡単に関係の修復が図られるものではないかも知れません。ほんのちょっとイタズラ心が芽生えてちょっかいを出してみたくなった、というレベルをはるかに超えていますからね。まあ、ベッテルが明確に謝罪しているのが唯一の救いでしょうか。人間同士が争っている以上、時にはこの様なことがあるのもいたし方が無いのかも知れません。しかし、時にはチームを二分してしまう可能性もあるチームメイト同士の確執。セナとプロストのそれが最も顕著な例といえるでしょう。今回の一件に対してレッドブルは慎重な対応を迫られています。でないと、これからの長いチャンピオンシップを戦う上で、大きな足かせとなるのは間違いないですからね。
2位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
3位 L.ハミルトン メルセデスAMG
4位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
5位 F.マッサ フェラーリス
6位 R.グロジャン ロータス
7位 K.ライコネン ロータス
8位 N.ヒュルケンベルグ ウイリアムズ・ルノー
9位 S.ペレス マクラーレン・メルセデス
10位 J.ベルニュ トロロッソ・フェラーリ
さて、ダブルヘッダーの2戦目として迎えたマレーシアGP。スターティング・グリッドはポールがベッテル、以下マッサ、アロンソ、ハミルトン、ウェーバー、ロズベルグと続きます。マッサは昨シーズン後半から、予選順位がアロンソを上回る機会が増えています。以前はアロンソに大きく遅れを取っていて、本当に「ダメダメ感」を醸し出していたのですが、今シーズンは明らかに違っています。何か吹っ切れるものがあったのでしょうか?ともあれ、今シーズンのマッサは期待できそうですね。まあ、後はアロンソとのチームオーダーがどうなるかが気になるところではありますが(汗)。レースの方ですが、スタート直前のスコールでウェットとトライが混在する難しい路面状況ととなりました。アロンソはスタートで上手くジャンプアップを決めますが、ベッテルとの接触でフロント・ウイングを損傷。しかし、見た目で損傷が激しくないと判断したアロンソは走行を続けますが、走行中にウイングが脱落。コントロール不能に陥コースアウト、そのままリタイアです。そして、路面状況の方ですが急速に回復していき5周目から順次、全車インターミディエイトからドライタイヤに交換する展開となりました。1回目のピットストップ後のオーダーはウェーバー、ベッテル、ハミルトン、ロズベルグとなります。ウェーバーは終盤までポジションをキープしますが、4回目のピットストップの後、2番手に浮上してきたベッテルとサイドバイサイドのバトルを展開。今シーズン初優勝を狙う二人、両者一歩も引かず、最後はウォールすれすれのバトルにも動じなかったベッテルがウェーバーを下すことに。レース後、明らかに不満な表情を見せるウェーバー。ベッテルに対して「マルチ21だろ?セブ!」とまくし立てるシーンが見受けられました。どうやら「マルチ21」とはレッドブルで使われているチームオーダーの暗号だと思われます。さて、3位には移籍後初表彰台となるハミルトン。こちらはチームオーダーの言いつけをキチンと守ったロズベルグにポジションを譲られてのフィニッシュです。明らかにロズベルグの方がスピードがあったので、ハミルトンも表彰台で浮かぬ表情。一方はチームオーダーを無視したが故、もう一方は守ったが故という、何とも不思議な状況ですが、3人ともに笑顔が無いという後味の悪い表彰台となってしまいました。しかしレッドブル、今回の一件はかなり痛いですね。2010年にも2人の間で確執が起こっていますが、ウェーバーの大人の対応で事なきを得ています。しかし、今回のはそう簡単に関係の修復が図られるものではないかも知れません。ほんのちょっとイタズラ心が芽生えてちょっかいを出してみたくなった、というレベルをはるかに超えていますからね。まあ、ベッテルが明確に謝罪しているのが唯一の救いでしょうか。人間同士が争っている以上、時にはこの様なことがあるのもいたし方が無いのかも知れません。しかし、時にはチームを二分してしまう可能性もあるチームメイト同士の確執。セナとプロストのそれが最も顕著な例といえるでしょう。今回の一件に対してレッドブルは慎重な対応を迫られています。でないと、これからの長いチャンピオンシップを戦う上で、大きな足かせとなるのは間違いないですからね。