1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
3位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
4位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
5位 A.スーティル フォースインディア・メルセデス
6位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
7位 F.アロンソ フェラーリ
8位 J.ベルニュ トロロッソ・フェラーリ
9位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
10位 K.ライコネン ロータス・ルノー
モナコGPです。伝統のこの1戦、何とメルセデスのロズベルグが勝ちました!昨シーズンの中国GP以降、パッとした成績を出せていませんでしたが(ポールは獲れてましたが)、まさかここモナコでやってくれるとは思いませんでしたね。しかも、ポール・トゥ・フィニッシュというオマケ付き。「マグレだなんて言わせないぜ!」と得意がっているロズベルグのドヤ顔が脳裏に浮かんできますな(笑)。さらにオマケがついて、親子二代でモナコウィナーは初とのことです。ということは、ヒル親子もビルヌーブ親子ピケ親子も成し遂げていなかった、ということですね。ちなみに、グレアムとデーモンのヒル親子は初、というか唯一の親子二代チャンピオンです。さて、喜びに沸くメルセデスのピットですが、そんなおめでたい雰囲気をぶち壊したのが「ロス疑惑」………、じゃなくてメルセデスによる「タイヤテスト疑惑」です(爆)。ちなみに「ロス疑惑」とは三浦和義という人が夫妻ともどもロスで銃撃事件に遭い妻が死亡、夫が悲劇の主人公になるが、実は保険金目当てのやらせだったのではないか、というものです。当時はスゴイ騒ぎだったんですよ、本当に。え~話が大きくそれてしまいましたが(汗)、「タイヤテスト疑惑」はスペインGP後にピレリとメルセデスが秘密裏に行ったということです。ここで問題なのは秘密裏に行った、ということ。抗議しているチーム関係者の沸点はおそらくここに違いありません。「トップチームの我々を出し抜くとはけしからん」、ということなんでしょうね。でもここで本当に重要なのは使用したマシンが何年落ちか、というもの。2年落ち以上であればレギュレーション上問題ありませんが、そうでないとするとさあ大変、メルセデスには何らかのペナルティが下されることは間違いありません。今シーズンはチームオーダー問題などモメごとが多いです。「マルチ21だろ、セブ!」とはマレーシアGPでのウェーバーの名セリフ。おそらく「マルチ21」は今年の流行語に………、ならないでしょうね、きっと(ショボーン)。さて、今回のモナコGPは接触や事故が多かったですが、マッサが1コーナーのサン・デボーテで激しいクラッシュ。ここは、ピット前、上り坂のストレートを駆け抜けて右に直角に曲がるタイトなコーナーです。マッサは自力でマシンから脱出したものの、衝撃の影響でしばらく座り込んで動けずにいました。頑丈なカーボンファイバーのノーズが砕ける程ですから、その衝撃の激しさは伺い知れようというもの。マッサは2009年のハンガリーGPで、前方を走っていたバリチェロのマシンから外れたダンパーが280km/hで走行中にヘルメットに直撃、意識を失いアクセルを踏んだままタイヤバリアに激突するというアクシデントに見舞われています。その後体調は順調に回復、しばらくは成績不振に陥っていましたが、昨シーズン後半から本来の速さを取戻しつつありました。成績が上向いてきたこのタイミングでのクラッシュですから、精神面で影響が出ないか不安なところではあります。かつて、タイトル争いをした程の男が、冴えないナンバー2ドライバーに成り下がってしまうというのも悲しいですからね。
2位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
3位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
4位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
5位 A.スーティル フォースインディア・メルセデス
6位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
7位 F.アロンソ フェラーリ
8位 J.ベルニュ トロロッソ・フェラーリ
9位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
10位 K.ライコネン ロータス・ルノー
モナコGPです。伝統のこの1戦、何とメルセデスのロズベルグが勝ちました!昨シーズンの中国GP以降、パッとした成績を出せていませんでしたが(ポールは獲れてましたが)、まさかここモナコでやってくれるとは思いませんでしたね。しかも、ポール・トゥ・フィニッシュというオマケ付き。「マグレだなんて言わせないぜ!」と得意がっているロズベルグのドヤ顔が脳裏に浮かんできますな(笑)。さらにオマケがついて、親子二代でモナコウィナーは初とのことです。ということは、ヒル親子もビルヌーブ親子ピケ親子も成し遂げていなかった、ということですね。ちなみに、グレアムとデーモンのヒル親子は初、というか唯一の親子二代チャンピオンです。さて、喜びに沸くメルセデスのピットですが、そんなおめでたい雰囲気をぶち壊したのが「ロス疑惑」………、じゃなくてメルセデスによる「タイヤテスト疑惑」です(爆)。ちなみに「ロス疑惑」とは三浦和義という人が夫妻ともどもロスで銃撃事件に遭い妻が死亡、夫が悲劇の主人公になるが、実は保険金目当てのやらせだったのではないか、というものです。当時はスゴイ騒ぎだったんですよ、本当に。え~話が大きくそれてしまいましたが(汗)、「タイヤテスト疑惑」はスペインGP後にピレリとメルセデスが秘密裏に行ったということです。ここで問題なのは秘密裏に行った、ということ。抗議しているチーム関係者の沸点はおそらくここに違いありません。「トップチームの我々を出し抜くとはけしからん」、ということなんでしょうね。でもここで本当に重要なのは使用したマシンが何年落ちか、というもの。2年落ち以上であればレギュレーション上問題ありませんが、そうでないとするとさあ大変、メルセデスには何らかのペナルティが下されることは間違いありません。今シーズンはチームオーダー問題などモメごとが多いです。「マルチ21だろ、セブ!」とはマレーシアGPでのウェーバーの名セリフ。おそらく「マルチ21」は今年の流行語に………、ならないでしょうね、きっと(ショボーン)。さて、今回のモナコGPは接触や事故が多かったですが、マッサが1コーナーのサン・デボーテで激しいクラッシュ。ここは、ピット前、上り坂のストレートを駆け抜けて右に直角に曲がるタイトなコーナーです。マッサは自力でマシンから脱出したものの、衝撃の影響でしばらく座り込んで動けずにいました。頑丈なカーボンファイバーのノーズが砕ける程ですから、その衝撃の激しさは伺い知れようというもの。マッサは2009年のハンガリーGPで、前方を走っていたバリチェロのマシンから外れたダンパーが280km/hで走行中にヘルメットに直撃、意識を失いアクセルを踏んだままタイヤバリアに激突するというアクシデントに見舞われています。その後体調は順調に回復、しばらくは成績不振に陥っていましたが、昨シーズン後半から本来の速さを取戻しつつありました。成績が上向いてきたこのタイミングでのクラッシュですから、精神面で影響が出ないか不安なところではあります。かつて、タイトル争いをした程の男が、冴えないナンバー2ドライバーに成り下がってしまうというのも悲しいですからね。