1位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
4位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
5位 F.アロンソ フェラーリ
6位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
7位 K.マグヌッセン マクラーレン・メルセデス
8位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
9位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
10位 K.ライコネン フェラーリ
オーストリアGPです。11年振りの復活です。最近はフライアウェイ(ヨーロッパ以外での開催)が増える一方だったので、珍しいですね。レッドブル・リンクはかつてエステルライヒリンクと呼ばれていました。丘陵地帯にあり、緩いRのコーナーが多い超ハイスピードコース。アップダウンがあり、オーバーテイクポイントも多くドライバーに人気のサーキットでした。しかし、事故が多発したことにより1987年のレースを最後にカレンダーから外されることに。その後1997年に復活。鉄道会社が買い取り名前もA1リンクに改めました。この時の改修で現在のコースレイアウトに変更されています。1コーナーから続く超高速セクションがざっくり削り取られました。しかし、コースの特性上なのか、アクシデントの多さは相変わらずです。せっかく復活したオーストリアGPですが、騒音等の問題を理由に地元環境保護団体から抗議を受け、2003年を最後にカレンダーから外されてることに。長い間不遇の時を過ごしたこのサーキットは、オーストリアの企業でもあるレッドブルの手により今回見事復活と相成りました。尚レイアウトは1997年に復活した時と同じとなっています。しかし、レッドブルの予算は凄まじいですね。チームを2つ所有するのみならず、サーキットの改修費用を全面的に賄ってしまうのですから………。さて、決勝レースの方ですが、またもやメルセデスがワンツーフィニッシュです。予選はマッサとボッタスのウイリアムズがフロントロウを独占。久々のウイリアムズの勝利に期待がかかります。対するメルセデス陣営はロズベルグが3番グリッド、ハミルトンに至っては9番グリッドというかなりショボーンなポジション。このグリッドだけを見るとメルセデス、半分終わってしまったかの感を受けますね(汗)。スタートでは、マッサがホールショットを奪い、一瞬ロズベルグがボッタスの前に出るも、すぐに抜き返されます。そして、ハミルトンはあっという間に4番手に浮上。早くも、ウイリアムズとメルセデスのマッチレースという展開です。そして、やはり最初のピットストップでレースは動きます。ペースの速いメルセデス勢が先にピットイン。前方がクリアになったアウトラップでタイムを稼ごうという作戦です。そしてウイリアムズのピットイン。しかし、ボッタスはロズベルグとハミルトンの間に割り込む形でコースに復帰。まだまだメルセデスに喰らいつきます。ボッタスは時おりロズベルグにオーバーテイクをしかける程の速さを見せますが、抜くまでには至らず。そして、再びピットインのタイミングです。ここで、ハミルトンはボッタスの前に出ることに成功。遂にメルセデス、ワンツー体制に持ち込みました。この辺のあざといピット戦略といいますか、やはりラップタイムで有利なメルセデスが前に出てきましたね。もうボッタスにはメルセデス勢を攻める余力は残っておらず、ここからはロズベルグとハミルトンのガチンコ勝負。ハミルトンがじわじわと詰め寄り、DRS圏内に迫りますがロズベルグが逃げ切り先頭でチェッカー。ハミルトンとのポイント差を29に伸ばしました。ハミルトン、やはり前回のリタイアが痛かったですね。そして、3位はボッタス。初の表彰台です。次代フライングフィン、期待に応えて遂に結果を出しました。次に狙うのは、やはり優勝しかないでしょう。今回の堂々としたレース運びは、その手応えを充分に感じ取れるものでした。どうでもいいですが、日本にフィンランド人ファンが多いのは気のせいでしょうか?(笑)フィン人の祖先が同じアジア系なので親近感が湧くのでしょう、きっと。続く4位にはマッサ。アロンソからの追撃を振り切っての入賞です。マッサ本人は皮肉たっぷりに「ウイリアムズに移籍して良かった」と語っていましたが、まさにその通りの結果になりましたね(汗)。かつてのチームメイトを抑えてのフィニッシュです。ウイリアムズの躍進は、やはりメルセデスエンジンに変更したのが大きいのではないでしょうか。元々地力はあるチームなので、エンジンが良ければ結果が出ない筈はありません。気が付くとメルセデスエンジン、1-2-3-4フィニッシュです。1987年イギリスGP、ホンダの1-2-3-4フィニッシュを引き合いにだすと年齢がバレそうですが(汗)。ちなみにこの時、デビューイヤーの中嶋悟が4位に入っていますからね!それはさておきフェラーリの不振は危機的レベルです。元ワールドチャンピオンが2人がかりでこの結果ですから。監督の首をすげ変えただけではどうにもならいと思うのですが、どうなんでしょうね?
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
4位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
5位 F.アロンソ フェラーリ
6位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
7位 K.マグヌッセン マクラーレン・メルセデス
8位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
9位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
10位 K.ライコネン フェラーリ
オーストリアGPです。11年振りの復活です。最近はフライアウェイ(ヨーロッパ以外での開催)が増える一方だったので、珍しいですね。レッドブル・リンクはかつてエステルライヒリンクと呼ばれていました。丘陵地帯にあり、緩いRのコーナーが多い超ハイスピードコース。アップダウンがあり、オーバーテイクポイントも多くドライバーに人気のサーキットでした。しかし、事故が多発したことにより1987年のレースを最後にカレンダーから外されることに。その後1997年に復活。鉄道会社が買い取り名前もA1リンクに改めました。この時の改修で現在のコースレイアウトに変更されています。1コーナーから続く超高速セクションがざっくり削り取られました。しかし、コースの特性上なのか、アクシデントの多さは相変わらずです。せっかく復活したオーストリアGPですが、騒音等の問題を理由に地元環境保護団体から抗議を受け、2003年を最後にカレンダーから外されてることに。長い間不遇の時を過ごしたこのサーキットは、オーストリアの企業でもあるレッドブルの手により今回見事復活と相成りました。尚レイアウトは1997年に復活した時と同じとなっています。しかし、レッドブルの予算は凄まじいですね。チームを2つ所有するのみならず、サーキットの改修費用を全面的に賄ってしまうのですから………。さて、決勝レースの方ですが、またもやメルセデスがワンツーフィニッシュです。予選はマッサとボッタスのウイリアムズがフロントロウを独占。久々のウイリアムズの勝利に期待がかかります。対するメルセデス陣営はロズベルグが3番グリッド、ハミルトンに至っては9番グリッドというかなりショボーンなポジション。このグリッドだけを見るとメルセデス、半分終わってしまったかの感を受けますね(汗)。スタートでは、マッサがホールショットを奪い、一瞬ロズベルグがボッタスの前に出るも、すぐに抜き返されます。そして、ハミルトンはあっという間に4番手に浮上。早くも、ウイリアムズとメルセデスのマッチレースという展開です。そして、やはり最初のピットストップでレースは動きます。ペースの速いメルセデス勢が先にピットイン。前方がクリアになったアウトラップでタイムを稼ごうという作戦です。そしてウイリアムズのピットイン。しかし、ボッタスはロズベルグとハミルトンの間に割り込む形でコースに復帰。まだまだメルセデスに喰らいつきます。ボッタスは時おりロズベルグにオーバーテイクをしかける程の速さを見せますが、抜くまでには至らず。そして、再びピットインのタイミングです。ここで、ハミルトンはボッタスの前に出ることに成功。遂にメルセデス、ワンツー体制に持ち込みました。この辺のあざといピット戦略といいますか、やはりラップタイムで有利なメルセデスが前に出てきましたね。もうボッタスにはメルセデス勢を攻める余力は残っておらず、ここからはロズベルグとハミルトンのガチンコ勝負。ハミルトンがじわじわと詰め寄り、DRS圏内に迫りますがロズベルグが逃げ切り先頭でチェッカー。ハミルトンとのポイント差を29に伸ばしました。ハミルトン、やはり前回のリタイアが痛かったですね。そして、3位はボッタス。初の表彰台です。次代フライングフィン、期待に応えて遂に結果を出しました。次に狙うのは、やはり優勝しかないでしょう。今回の堂々としたレース運びは、その手応えを充分に感じ取れるものでした。どうでもいいですが、日本にフィンランド人ファンが多いのは気のせいでしょうか?(笑)フィン人の祖先が同じアジア系なので親近感が湧くのでしょう、きっと。続く4位にはマッサ。アロンソからの追撃を振り切っての入賞です。マッサ本人は皮肉たっぷりに「ウイリアムズに移籍して良かった」と語っていましたが、まさにその通りの結果になりましたね(汗)。かつてのチームメイトを抑えてのフィニッシュです。ウイリアムズの躍進は、やはりメルセデスエンジンに変更したのが大きいのではないでしょうか。元々地力はあるチームなので、エンジンが良ければ結果が出ない筈はありません。気が付くとメルセデスエンジン、1-2-3-4フィニッシュです。1987年イギリスGP、ホンダの1-2-3-4フィニッシュを引き合いにだすと年齢がバレそうですが(汗)。ちなみにこの時、デビューイヤーの中嶋悟が4位に入っていますからね!それはさておきフェラーリの不振は危機的レベルです。元ワールドチャンピオンが2人がかりでこの結果ですから。監督の首をすげ変えただけではどうにもならいと思うのですが、どうなんでしょうね?