1位 D.リチャルド レッドブル・タグホイヤー
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
6位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
7位 F.アロンソ マクラーレン・ルノー
8位 S.ベッテル フェラーリ
9位 C.サインツ ルノー
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
中国GPです。バーレーンGPから2週連続開催のダブルヘッダーとなる訳ですが、決して近いとはいえない距離ですよね。F1専用のチャーター便を出しているから成せる業でしょうか。関係無いですけど、ヘビメタのバンド、アイアン・メイデンのボーカリストであるブルース・ディッキンソンはパイロットのライセンスを持っております。なので、ツアーの時はバンドロゴの入ったチャーター便を自ら操縦して、世界中を飛び回っていたりしてるんですね。この人は他にも本を書いたり、フェンシングの腕前がプロ級だったりと多才なのでビックリです。この人にF1マシンをドライブさせたら、意外と普通に動かせるんじゃいですか?ジェット機を操縦してるので、スピード感覚は問題ないでしょうから。誰かセッティング求む(汗)。さて、話が逸れてしまいましたがスターティンググリッドです。ポールは”BA BA BA BUM!”、ベッテルです(爆)。いきなりどうしたんだよ?とお思いでしょうが、ベッテルはポールを獲るとこの様な掛け声を発するんですよ。昨シーズンのメキシコGPはもっと長いバージョンだったんですけどね。”BA BA BA BA BABUM(4回程繰り返した後に)YES!”これは長い。なかなか止まらないんで途中で心配になりましたよ(汗)。さて、2番グリッドはライコネン、以下ボッタス、ハミルトン、フェルスタッペン、リチャルドと続きます。前列からフェラーリ、マクラーレン、レッドブルときれいに並びました。今回のレース、このグリッドを象徴するかの様な展開をみせることになります。スタートはベッテルがホールショット。その際にイン側に寄ってチームメイトのライコネンを牽制。そのあおりでスピードが鈍ったのかライコネン、アウト側からボッタスにオーバーテイクされます。続いてターン6でフェルスタッペンにもアウト側からオーバーテイクされ、順位を大幅に落としました。続くターン9でハミルトンが隙を伺いますがライコネン、ここはブロックして先に行かせません。21周目、ベッテルがピットイン。その隙にボッタスが先行します。オーダーは先頭がライコネン、以下ボッタス、ベッテル、フェルスタッペン、ハミルトンというオーダーになりました。27周目、ボッタスがライコネンに1コーナーでアウト側から仕掛けます。並走したまま高速コーナーのセクションを抜けていく2台のマシン。ライコネン、ボッタスを前に行かせまいと粘りますがここまで、ターン6で先行を許すことになります、と思ったらフレッシュタイヤを履いたベッテルが同時にライコネンをパス。ベッテルは抜け目ない判断でボッタスの追撃態勢に入ります。29周目、ストレートエンドのターン14で何とトロロッソが同士討ち。ラインを譲ってくれたと勘違いしたガスリーが、ハートレーのマシンにヒットしてしまいました。前回バーレーンGP、歓喜の4位入賞とは打って変わって惨憺たる状況です。このアクシデントによりセーフティーカーの導入。各車一斉にピットに入ります。36周目にリスタート。オーダーは先頭がボッタス、以下ベッテル、ハミルトン、フェルスタッペン、ライコネン、リチャルドとなります。さて、37周目リチャルドがストレートエンドのターン14でライコネンをオーバーテイク。リチャルドの快進撃はまだまだ続きます。続いて40周目、同じくターン14でハミルトンを攻略。続いて42周目、同じくターン14でアウト側からベッテルを攻略です。さて43周目、このレース最大の事件が起こります。ターン14でフェルスタッペンがベッテルに接触。ベッテルがタイヤをロックさせたのを見て行けると思ったのでしょうが、そう上手くはいきませんでした。タイミング的にもかなり無理っぽい感じで、これは拙速でしたね。よりによってポイントリーダーのベッテルと接触してしまうとは、やらかしました。フェルスタッペンはこの接触の過度で10秒ペナルティです。さて、リチャルドですが45周目、ターン6でボッタスのインを突いてオーバーテイク。ブロックするボッタスに構わずインに潜り込みました。それにしてもボッタス、ギリギリ1台分スペースを空けていたとはいえ、結構えげつないブロックしますね(汗)。そして、リチャルドがトップチェッカー。まさかの逆転優勝で、存分に「リチャルド劇場」を見せつけました。さて、一方フェルスタッペンにぶつけられたベッテル、マシンのバランスが崩れたのか、みるみるペースが落ちていきます。ヒュルケンベルグにアウト側からオーバーテイクされ、更にアロンソにもオーバーテイクされます。1コーナーから続く、内側にどんどん巻き込んでいくセクションで、ベッテルは粘って途中まで並走していたのですが、最後は押し出される形で決着が着きました。それにしてもアロンソ、情け容赦ありません(汗)。とはいえ抜く側もスピードを落とす訳にはいかないので、ここは難しい所ですね。結果、ベッテルは8位フィニッシュ。タイトル争いを優位に進めたいベッテルとして、これは痛いですね。最大のライバルとして立ち塞がりそうなハミルトンですが、意外なことに失速気味。代わりにチームメイトのボッタスがポイントを稼いでフォローしている状況です。これはベッテルにとって嬉しい誤算。最大のライバルが呆けている隙にポイントを稼ぐチャンスです。と言いたい所ですが、今回のレース展開を見る限り楽観は出来ないでしょう。やはり、好調な時のリチャルドは怖いですね。グイグイ割り込んできます。ええ、グイグイ感がハンパありません。その極めつけがボッタスの懐に飛び込んで首位を奪った瞬間でした。「インを獲るの確定してますから」といった感じで、何の躊躇も無くアタック。その勢いに圧されたのかボッタス、少し怯んだ様にも見えました。フェルスタッペンは今回未熟な所を見せてしまいましたが、次は巻き返しなるでしょうか。メルセデス、フェラーリ、レッドブルと三つ巴のバトルを予感させる今回のリザルト。ベッテルには悪いですが、面白い展開になってきましたよ?
2位 V.ボッタス メルセデスAMG
3位 K.ライコネン フェラーリ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 M.フェルスタッペン レッドブル・タグホイヤー
6位 N.ヒュルケンベルグ ルノー
7位 F.アロンソ マクラーレン・ルノー
8位 S.ベッテル フェラーリ
9位 C.サインツ ルノー
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
中国GPです。バーレーンGPから2週連続開催のダブルヘッダーとなる訳ですが、決して近いとはいえない距離ですよね。F1専用のチャーター便を出しているから成せる業でしょうか。関係無いですけど、ヘビメタのバンド、アイアン・メイデンのボーカリストであるブルース・ディッキンソンはパイロットのライセンスを持っております。なので、ツアーの時はバンドロゴの入ったチャーター便を自ら操縦して、世界中を飛び回っていたりしてるんですね。この人は他にも本を書いたり、フェンシングの腕前がプロ級だったりと多才なのでビックリです。この人にF1マシンをドライブさせたら、意外と普通に動かせるんじゃいですか?ジェット機を操縦してるので、スピード感覚は問題ないでしょうから。誰かセッティング求む(汗)。さて、話が逸れてしまいましたがスターティンググリッドです。ポールは”BA BA BA BUM!”、ベッテルです(爆)。いきなりどうしたんだよ?とお思いでしょうが、ベッテルはポールを獲るとこの様な掛け声を発するんですよ。昨シーズンのメキシコGPはもっと長いバージョンだったんですけどね。”BA BA BA BA BABUM(4回程繰り返した後に)YES!”これは長い。なかなか止まらないんで途中で心配になりましたよ(汗)。さて、2番グリッドはライコネン、以下ボッタス、ハミルトン、フェルスタッペン、リチャルドと続きます。前列からフェラーリ、マクラーレン、レッドブルときれいに並びました。今回のレース、このグリッドを象徴するかの様な展開をみせることになります。スタートはベッテルがホールショット。その際にイン側に寄ってチームメイトのライコネンを牽制。そのあおりでスピードが鈍ったのかライコネン、アウト側からボッタスにオーバーテイクされます。続いてターン6でフェルスタッペンにもアウト側からオーバーテイクされ、順位を大幅に落としました。続くターン9でハミルトンが隙を伺いますがライコネン、ここはブロックして先に行かせません。21周目、ベッテルがピットイン。その隙にボッタスが先行します。オーダーは先頭がライコネン、以下ボッタス、ベッテル、フェルスタッペン、ハミルトンというオーダーになりました。27周目、ボッタスがライコネンに1コーナーでアウト側から仕掛けます。並走したまま高速コーナーのセクションを抜けていく2台のマシン。ライコネン、ボッタスを前に行かせまいと粘りますがここまで、ターン6で先行を許すことになります、と思ったらフレッシュタイヤを履いたベッテルが同時にライコネンをパス。ベッテルは抜け目ない判断でボッタスの追撃態勢に入ります。29周目、ストレートエンドのターン14で何とトロロッソが同士討ち。ラインを譲ってくれたと勘違いしたガスリーが、ハートレーのマシンにヒットしてしまいました。前回バーレーンGP、歓喜の4位入賞とは打って変わって惨憺たる状況です。このアクシデントによりセーフティーカーの導入。各車一斉にピットに入ります。36周目にリスタート。オーダーは先頭がボッタス、以下ベッテル、ハミルトン、フェルスタッペン、ライコネン、リチャルドとなります。さて、37周目リチャルドがストレートエンドのターン14でライコネンをオーバーテイク。リチャルドの快進撃はまだまだ続きます。続いて40周目、同じくターン14でハミルトンを攻略。続いて42周目、同じくターン14でアウト側からベッテルを攻略です。さて43周目、このレース最大の事件が起こります。ターン14でフェルスタッペンがベッテルに接触。ベッテルがタイヤをロックさせたのを見て行けると思ったのでしょうが、そう上手くはいきませんでした。タイミング的にもかなり無理っぽい感じで、これは拙速でしたね。よりによってポイントリーダーのベッテルと接触してしまうとは、やらかしました。フェルスタッペンはこの接触の過度で10秒ペナルティです。さて、リチャルドですが45周目、ターン6でボッタスのインを突いてオーバーテイク。ブロックするボッタスに構わずインに潜り込みました。それにしてもボッタス、ギリギリ1台分スペースを空けていたとはいえ、結構えげつないブロックしますね(汗)。そして、リチャルドがトップチェッカー。まさかの逆転優勝で、存分に「リチャルド劇場」を見せつけました。さて、一方フェルスタッペンにぶつけられたベッテル、マシンのバランスが崩れたのか、みるみるペースが落ちていきます。ヒュルケンベルグにアウト側からオーバーテイクされ、更にアロンソにもオーバーテイクされます。1コーナーから続く、内側にどんどん巻き込んでいくセクションで、ベッテルは粘って途中まで並走していたのですが、最後は押し出される形で決着が着きました。それにしてもアロンソ、情け容赦ありません(汗)。とはいえ抜く側もスピードを落とす訳にはいかないので、ここは難しい所ですね。結果、ベッテルは8位フィニッシュ。タイトル争いを優位に進めたいベッテルとして、これは痛いですね。最大のライバルとして立ち塞がりそうなハミルトンですが、意外なことに失速気味。代わりにチームメイトのボッタスがポイントを稼いでフォローしている状況です。これはベッテルにとって嬉しい誤算。最大のライバルが呆けている隙にポイントを稼ぐチャンスです。と言いたい所ですが、今回のレース展開を見る限り楽観は出来ないでしょう。やはり、好調な時のリチャルドは怖いですね。グイグイ割り込んできます。ええ、グイグイ感がハンパありません。その極めつけがボッタスの懐に飛び込んで首位を奪った瞬間でした。「インを獲るの確定してますから」といった感じで、何の躊躇も無くアタック。その勢いに圧されたのかボッタス、少し怯んだ様にも見えました。フェルスタッペンは今回未熟な所を見せてしまいましたが、次は巻き返しなるでしょうか。メルセデス、フェラーリ、レッドブルと三つ巴のバトルを予感させる今回のリザルト。ベッテルには悪いですが、面白い展開になってきましたよ?