1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 D.リチャルド マクラーレン・メルセデス
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ
9位 K.ライコネン アルファロメオ・フェラーリ
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
エミリア・ロマーニャGPです。突然ですが、松山英樹がマスターズを制しました。スゴイですね。まさか日本人がマスターズを制する日が来るとは思ってもいませんでしたヨ。ちなみに、日本人で初めてPGAツアーを制したプロゴルファーば青木功です(ハワイアン・オープン)。昔はよくテレビに出ていて、カッコいい風貌とも相まって子供の頃はプロゴルファー=青木功というイメージが強かったですね。ところで、松山英樹のマスターズ制覇と、佐藤琢磨のインディ500制覇、どっちの方が偉業なんでしょうかね?単純には比べられないのは分かっているのですが、まあ、琢磨は2回インディ500を制覇しているので、琢磨に軍配が上がるということでいいですか?(爆)かなり強引な理屈で結論を出してしまいましたが、将来角田裕毅がチャンピオンを獲ってくれれば、押しも押されぬ代表的は日本人スポーツ選手になれると思いますよ?さて、スターティンググリッドですが、ポールはハミルトン、以下ペレス、フェルスタッペン、ルクレール、ガスリー、リチャルド、ノリス、ボッタスのオーダー。移籍2戦目のペレスがフェルスタッペンを抑え込んでフロント・ロウ獲得。レッドブル勢に続いてフェラーリのルクレール、アルファタウリのガスリーに続いてマクラーレンの2台、そしてメルセデスのボッタスは落ち込んで8番手とった布陣となっております。尚、角田裕毅はクラッシュの影響で最後尾スタート。クラッシュしたバリアンテ・バッサは実は危険なコーナーで、1994年のサンマリノGPフリー走行時に、ルーベンス・バリチェロが縁石に乗り上げてマシンがジャンプ、タイヤバリアを飛び越してフェンスに激突、鼻の骨を折るという事故が発生しています。気を付けたいところですね。決勝レースはウェットコンディション。フォーメーションラップ中、ルクレールがアクア・ミネラリでスピン、コースアウトしますがバリア手前でストップ。事なきを得て戦列に復帰します。スタートはハミルトンがやや出遅れ、レッドブルの2台に両側から挟まれる格好となります。タンブレロに向けてフェルスタッペンとハミルトンがサイドバイサイドで侵入。アウト側のハミルトンが粘りますが、縁石に乗り上げ挙動を乱しタイムロス。この隙にフェルスタッペンはグングン加速し、差を大きく広げます。アクア・ミネラリではラティフィがスピン、コースアウト。コースに復帰する際、後方から来たマゼピンの進路をふさぐ格好となり接触、ラティフィは弾き飛ばされコースアウト、リタイアとなっております。このアクシデントによりセーフティーカーが出動。セーフティーカー先導中にミック・シューマッハがタイヤを温めようとメインストレートで蛇行を切っていたところ、濡れた路面に足をすくわれ挙動を乱し、マシンが横を向きながらウォールに激突しました。マシンはフロントウイングを破損し、パーツが散乱。場所がピット出口付近だったこともあり、更にピット入り口が封鎖されるという事態に。ウェットコンディションの中、早くも荒れた展開となってきました。7周目に再スタート。フェルスタッペンが上手くスタートダッシュを決めホールショット。タンブレロに向かう途中、ハミルトンがアウトから被せてきますが、キッチリとイン側につけてポジションキープ。ハミルトンに付け入る隙を与えません。31周目、周回遅れのマシンのインに入ってオーバーテイクしようとしたハミルトンがオーバースピードでコースアウト。サンドトラップに嵌ってしまい、前進でサンドトラップからを脱出しようと試みますがタイヤバリアに接触し行き場を失います。業を煮やしたハミルトンはリバースギアを使いコース脇までマシンを戻します。らしからぬミスを犯したハミルトン、これで7番手にポジションを大きく落としました。同じく31周目、タンブレロ手前でラッセルがボッタスにアウト側から並びかけます。しかし、ボッタスが若干アウト側に膨らんだ為に行き場を失ったラッセル、一瞬マシンの右側をコースからはみ出させて挙動を乱し、マシンが左に回転してボッタスに激突します。これでコース上に破片が飛散。赤旗中断となります。”IS HE A ****** OR WHAT?!”NGワードの前が”AN”ではないので”IDIOT”ではないのは分かりますが上品な単語ではないのは確実ですね(汗)。幅寄せを食らわせられた格好となったラッセルは怒りが収まりません。後に双方を非難し合うことになるこの一件、禍根を残さなければ良いのですが。スロー走行中、レース再開直前のリバッツァでフェルスタッペンがハーフスピンを喫するという危うい場面がみられましたが態勢を立て直し無事にコースに復帰。直後の35周目にローリングスタートでレースは再開します。路面はライン上だけが乾いています。しかし、ラインから外れると即挙動を乱すという難しいコンディション。多くのマシンがスピンを喫する中、角田裕毅もその犠牲になってしまいました。ターン2でハミルトンのインに寄せた際に縁石に乗ったのですが、それが原因で挙動を乱した様ですね。スピン、コースアウトした角田裕毅は大きくポジションを落とし、ポイント圏外の12位でのフィニッシュとなっております。さて、そんな難しいコンディションの中、気を吐くマシンが1台。何と先程コースアウトして大幅に順位を落としたハミルトンです!55周目にはルクレールをオーバーテイクして3番手に。60周目にはタンブレロの手前でノリスをアウト側から軽々とオーバーテイクして2番手にまで浮上、別次元の走りをみせております。しかし、それでも先のスピンが大きく響き、フェルスタッペンには手が届かず2位でのフィニッシュです。”OK MAX GREAT WORK.”20秒以上の差をつけてフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー、今シーズン初勝利です。前回のバーレーンでは不本意な形で勝利を失ったので、これで溜飲が下がったことでしょう。まだ開幕から2戦、今回は特殊なコンディションなので明確なことは言えませんが、フェルスタッペンとハミルトンが「強い」のは間違いなさそうですね。ハミルトンの独走に待ったをかけるのは、やはり次世代ドライバーを代表するフェルスタッペンが相応しいでしょう。どのみち、チャンピオンになるには倒さなくてはならない相手。今後の戦いに注目です。
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 D.リチャルド マクラーレン・メルセデス
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ
9位 K.ライコネン アルファロメオ・フェラーリ
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
エミリア・ロマーニャGPです。突然ですが、松山英樹がマスターズを制しました。スゴイですね。まさか日本人がマスターズを制する日が来るとは思ってもいませんでしたヨ。ちなみに、日本人で初めてPGAツアーを制したプロゴルファーば青木功です(ハワイアン・オープン)。昔はよくテレビに出ていて、カッコいい風貌とも相まって子供の頃はプロゴルファー=青木功というイメージが強かったですね。ところで、松山英樹のマスターズ制覇と、佐藤琢磨のインディ500制覇、どっちの方が偉業なんでしょうかね?単純には比べられないのは分かっているのですが、まあ、琢磨は2回インディ500を制覇しているので、琢磨に軍配が上がるということでいいですか?(爆)かなり強引な理屈で結論を出してしまいましたが、将来角田裕毅がチャンピオンを獲ってくれれば、押しも押されぬ代表的は日本人スポーツ選手になれると思いますよ?さて、スターティンググリッドですが、ポールはハミルトン、以下ペレス、フェルスタッペン、ルクレール、ガスリー、リチャルド、ノリス、ボッタスのオーダー。移籍2戦目のペレスがフェルスタッペンを抑え込んでフロント・ロウ獲得。レッドブル勢に続いてフェラーリのルクレール、アルファタウリのガスリーに続いてマクラーレンの2台、そしてメルセデスのボッタスは落ち込んで8番手とった布陣となっております。尚、角田裕毅はクラッシュの影響で最後尾スタート。クラッシュしたバリアンテ・バッサは実は危険なコーナーで、1994年のサンマリノGPフリー走行時に、ルーベンス・バリチェロが縁石に乗り上げてマシンがジャンプ、タイヤバリアを飛び越してフェンスに激突、鼻の骨を折るという事故が発生しています。気を付けたいところですね。決勝レースはウェットコンディション。フォーメーションラップ中、ルクレールがアクア・ミネラリでスピン、コースアウトしますがバリア手前でストップ。事なきを得て戦列に復帰します。スタートはハミルトンがやや出遅れ、レッドブルの2台に両側から挟まれる格好となります。タンブレロに向けてフェルスタッペンとハミルトンがサイドバイサイドで侵入。アウト側のハミルトンが粘りますが、縁石に乗り上げ挙動を乱しタイムロス。この隙にフェルスタッペンはグングン加速し、差を大きく広げます。アクア・ミネラリではラティフィがスピン、コースアウト。コースに復帰する際、後方から来たマゼピンの進路をふさぐ格好となり接触、ラティフィは弾き飛ばされコースアウト、リタイアとなっております。このアクシデントによりセーフティーカーが出動。セーフティーカー先導中にミック・シューマッハがタイヤを温めようとメインストレートで蛇行を切っていたところ、濡れた路面に足をすくわれ挙動を乱し、マシンが横を向きながらウォールに激突しました。マシンはフロントウイングを破損し、パーツが散乱。場所がピット出口付近だったこともあり、更にピット入り口が封鎖されるという事態に。ウェットコンディションの中、早くも荒れた展開となってきました。7周目に再スタート。フェルスタッペンが上手くスタートダッシュを決めホールショット。タンブレロに向かう途中、ハミルトンがアウトから被せてきますが、キッチリとイン側につけてポジションキープ。ハミルトンに付け入る隙を与えません。31周目、周回遅れのマシンのインに入ってオーバーテイクしようとしたハミルトンがオーバースピードでコースアウト。サンドトラップに嵌ってしまい、前進でサンドトラップからを脱出しようと試みますがタイヤバリアに接触し行き場を失います。業を煮やしたハミルトンはリバースギアを使いコース脇までマシンを戻します。らしからぬミスを犯したハミルトン、これで7番手にポジションを大きく落としました。同じく31周目、タンブレロ手前でラッセルがボッタスにアウト側から並びかけます。しかし、ボッタスが若干アウト側に膨らんだ為に行き場を失ったラッセル、一瞬マシンの右側をコースからはみ出させて挙動を乱し、マシンが左に回転してボッタスに激突します。これでコース上に破片が飛散。赤旗中断となります。”IS HE A ****** OR WHAT?!”NGワードの前が”AN”ではないので”IDIOT”ではないのは分かりますが上品な単語ではないのは確実ですね(汗)。幅寄せを食らわせられた格好となったラッセルは怒りが収まりません。後に双方を非難し合うことになるこの一件、禍根を残さなければ良いのですが。スロー走行中、レース再開直前のリバッツァでフェルスタッペンがハーフスピンを喫するという危うい場面がみられましたが態勢を立て直し無事にコースに復帰。直後の35周目にローリングスタートでレースは再開します。路面はライン上だけが乾いています。しかし、ラインから外れると即挙動を乱すという難しいコンディション。多くのマシンがスピンを喫する中、角田裕毅もその犠牲になってしまいました。ターン2でハミルトンのインに寄せた際に縁石に乗ったのですが、それが原因で挙動を乱した様ですね。スピン、コースアウトした角田裕毅は大きくポジションを落とし、ポイント圏外の12位でのフィニッシュとなっております。さて、そんな難しいコンディションの中、気を吐くマシンが1台。何と先程コースアウトして大幅に順位を落としたハミルトンです!55周目にはルクレールをオーバーテイクして3番手に。60周目にはタンブレロの手前でノリスをアウト側から軽々とオーバーテイクして2番手にまで浮上、別次元の走りをみせております。しかし、それでも先のスピンが大きく響き、フェルスタッペンには手が届かず2位でのフィニッシュです。”OK MAX GREAT WORK.”20秒以上の差をつけてフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー、今シーズン初勝利です。前回のバーレーンでは不本意な形で勝利を失ったので、これで溜飲が下がったことでしょう。まだ開幕から2戦、今回は特殊なコンディションなので明確なことは言えませんが、フェルスタッペンとハミルトンが「強い」のは間違いなさそうですね。ハミルトンの独走に待ったをかけるのは、やはり次世代ドライバーを代表するフェルスタッペンが相応しいでしょう。どのみち、チャンピオンになるには倒さなくてはならない相手。今後の戦いに注目です。