1位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
2位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
3位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 F.アロンソ フェラーリ
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 J.アルゲルスアリ トロロッソ・フェラーリ
8位 N.ロズベルグ メルセデスGP
9位 S.ブエミ トロロッソ・フェラーリ
10位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
韓国GPです。先の日本GPでタイトルを決めたベッテル、プレッシャーが無くなって肩の荷が下りたのか、ブッチ切りの優勝です。2番手グリッドのベッテルは、スタートでハミルトンをかわし先頭に立ちます。しかし、ハミルトンも食い下がり先頭の2台でバトルを繰り広げる展開に。その一方、中盤グループではペトロフがシューマッハに追突するというアクシデントが起きます。シューマッハはさぞかし怒っているだろうな、と思ったらさらにあらず。「バトルに夢中になっていればそういうこともあるよね。単なるレーシング・アクシデントだヨ」と大人なコメントをサラッと発言していました。シューマッハも随分丸くなったものです。それはともかく、バトルをしていたベッテルとハミルトンにとっては、盛り上がった気分を台無しにする水入り。しかし、これが後に繰り広げられるアツいバトルの演出をすることになります。リスタート後には差が詰まったウェーバーも加わりみつどもえのバトルに。その後、同時ピットインしたハミルトンとウェーバーがバトルをしている間に、先頭をひた走るベッテル。「じゃ、後はヨロシク。シュタッ(片手を挙げる音)」とでも言わんばかりに差を広げ余裕のトップチェッカー、何と今シーズン10勝目です。さて、今週の可夢偉です。スタートは無難にこなしたものの、ブエミと接触してフロントウイングを壊してしまいます。その後、セーフティーカーが入り、全車がピットイン。可夢偉が履いていたニュータイヤのアドバンテージが無くなりました。更に、レース中盤にはブルーノ・セナと接触。予定より早いピットインを余儀なくされてしまいます。その後は、何台かオーバーテイクすることができましたがペースが上がらず。結果15位フィニッシュと残念な結果になってしまいました。さて、今回で2回目を迎えた韓国ですが、大幅な赤字により将来の開催が危ぶまれております。GP開催にかかった費用は約62億円、チケットの売上は約19億円といわれており政府の援助がないとイベントの存続が危うい状況です。そして、地元住民の一部はレースの開催に反対しているのです。地元の人たちは貧しい農業従事者が多く、不人気なイベントよりも他のことに金が使われることを望んでいます。2回目の開催に漕ぎ着け軌道に乗ったかに思えた韓国GPですが、厳しい現実がつきつけられてしまいました。この状況だと来シーズンが踏ん張りどころ、正念場となるでしょう。せっかく韓国に根付きそうになったF1人気、道のりは決して楽ではありませんが、是非存続させて欲しいものです。
2位 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス
3位 M.ウェーバー レッドブル・ルノー
4位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
5位 F.アロンソ フェラーリ
6位 F.マッサ フェラーリ
7位 J.アルゲルスアリ トロロッソ・フェラーリ
8位 N.ロズベルグ メルセデスGP
9位 S.ブエミ トロロッソ・フェラーリ
10位 P.ディ・レスタ フォースインディア・メルセデス
韓国GPです。先の日本GPでタイトルを決めたベッテル、プレッシャーが無くなって肩の荷が下りたのか、ブッチ切りの優勝です。2番手グリッドのベッテルは、スタートでハミルトンをかわし先頭に立ちます。しかし、ハミルトンも食い下がり先頭の2台でバトルを繰り広げる展開に。その一方、中盤グループではペトロフがシューマッハに追突するというアクシデントが起きます。シューマッハはさぞかし怒っているだろうな、と思ったらさらにあらず。「バトルに夢中になっていればそういうこともあるよね。単なるレーシング・アクシデントだヨ」と大人なコメントをサラッと発言していました。シューマッハも随分丸くなったものです。それはともかく、バトルをしていたベッテルとハミルトンにとっては、盛り上がった気分を台無しにする水入り。しかし、これが後に繰り広げられるアツいバトルの演出をすることになります。リスタート後には差が詰まったウェーバーも加わりみつどもえのバトルに。その後、同時ピットインしたハミルトンとウェーバーがバトルをしている間に、先頭をひた走るベッテル。「じゃ、後はヨロシク。シュタッ(片手を挙げる音)」とでも言わんばかりに差を広げ余裕のトップチェッカー、何と今シーズン10勝目です。さて、今週の可夢偉です。スタートは無難にこなしたものの、ブエミと接触してフロントウイングを壊してしまいます。その後、セーフティーカーが入り、全車がピットイン。可夢偉が履いていたニュータイヤのアドバンテージが無くなりました。更に、レース中盤にはブルーノ・セナと接触。予定より早いピットインを余儀なくされてしまいます。その後は、何台かオーバーテイクすることができましたがペースが上がらず。結果15位フィニッシュと残念な結果になってしまいました。さて、今回で2回目を迎えた韓国ですが、大幅な赤字により将来の開催が危ぶまれております。GP開催にかかった費用は約62億円、チケットの売上は約19億円といわれており政府の援助がないとイベントの存続が危うい状況です。そして、地元住民の一部はレースの開催に反対しているのです。地元の人たちは貧しい農業従事者が多く、不人気なイベントよりも他のことに金が使われることを望んでいます。2回目の開催に漕ぎ着け軌道に乗ったかに思えた韓国GPですが、厳しい現実がつきつけられてしまいました。この状況だと来シーズンが踏ん張りどころ、正念場となるでしょう。せっかく韓国に根付きそうになったF1人気、道のりは決して楽ではありませんが、是非存続させて欲しいものです。