F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2024 ROUND 20 MEXICO CITY GP

2024年11月03日 07時22分35秒 | Weblog
1位 C.サインツ フェラーリ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
7位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー


 メキシコGPです。スターティンググリッドですが、ポールはサインツ。以下、フェルスタッペン、ノリス、ルクレール、ラッセル、ハミルトン、マグヌッセン、ガスリー、アルボン、ヒュルケンベルグと続きます。スタートは、2番グリッドのフェルスタッペンの伸びが良く、ポールのサインツと横並びのままターン1に向かいます。逃げ場を失ったサインツはシケインをショートカットしてコースに復帰。大幅にアドバンテージを築きますが、このままでは明らかにペナルティを食らうのでフェルスタッペンにポジションを譲ります。レースはフェルスタッペン、サインツ、ノリス、ルクレール、ハミルトン、ラッセル、マグヌッセン、ヒュルケンベルグのオーダーで進んでいきます。しかし、後方ではスタート直後のストレートでアクシデントが発生。角田裕毅がアルボンをアウト側からかわそうとしますが接触。弾かれた角田裕毅のマシンはウォールにヒットしエスケープゾーンに向かって一直線に滑っていきます。スタート直後のターン1付近ということもあり、かなり派手なアクシデントとなりました。角田裕毅、アルボン共々リタイアです。9周目、ターン1でサインツがイン側からフェルスタッペンをオーバーテイク。首位に返り咲きます。フェルスタッペンは何の抵抗をすることも無くサインツを前に出しました。10周目、ターン4からターン7にかけてフェルスタッペンとノリスのバトルが展開されますが、その隙を突いてルクレールが2台まとめてオーバーテイク。2番手に浮上しフェラーリのワンツー体制となります。71周目、最終ターンでルクレールが挙動を乱しコースアウト。ウォールにかなり接近し、あわやクラッシュという場面でしたがルクレール、何とか態勢を立て直します。エスケープゾーンのターマックになっている部分のギリギリで持ちこたえてコースに復帰しますが、しかし、この隙にノリスに前に出られてしまいます。”GRACIAS MEXICO.”そして、レースの方はサインツがトップチェッカー。今シーズン2勝目です。来シーズンはウイリアムズに移籍する訳ですが「移籍前に1度勝ちたかった」と語っていた通り、見事念願が叶いました。メキシコはスペイン語圏でもありスペイン人であるサインツにも親しみのある国でしょう。スペイン語の声援に囲まれて格別な勝利の余韻に浸れたのではないでしょうか。しかし、これだけチームに貢献しているサインツが大人の事情とはいえ、今シーズン限りでチームからいなくなってしまうのは何とも残念な限りですね。サインツを押し出す形でハミルトンがフェラーリにやってくる訳ですが、赤いレーシングスーツを着ているハミルトン…、何とも想像がつきません(汗)。フェラーリで勝利を掴むことは、殆ど全てのドライバーの夢だといえるでしょう。そういうチームが残っているということは、F1もまだまだ捨てたもんじゃないということでしょうか。6位はフェルスタッペン。2回連続でノリスをコース外に押しやり10秒×2のペナルティを食らっております。タイトル防衛の為に、なり振り構わずポジションを守りたくなる心情はわからなくもないですが、やはりバトルの際はマシン1台分のスペースを残すのが暗黙の了解となっている筈。危険なドライビングをしていると批判を受けているフェルスタッペンは、ポイント以上のものを失っているんじゃないでしょうか。

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