1位 L.ハミルトン メルセデスAMG
2位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
3位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
4位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
5位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
6位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
7位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
8位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
9位 J.ベルニュ トロロッソ・ルノー
10位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
日本GPです。台風18号に翻弄されたレースとなりました。定刻の15時に1回目のスタート。強い雨の為、セーフティーカーの先導付きです。しかし、あまりの雨の強さに2周で赤旗中断。そして、雨脚の弱まった15時25分に2回目のスタートです。セーフティーカー先導で10周目にやっと退出しました。先頭はロズベルグ、以下ハミルトン、バトン、ベッテル、リチャルドのオーダーでレースが進みます。先頭のロズベルグですが、徐々にタイヤが苦しくなってゆき、29周目にハミルトンに1コーナーでアウトからオーバーテイクされてしまいます。1コーナーでアウトから攻めるというのは、鈴鹿のセオリーですね。ハミルトン、模範的な形でロズベルグを攻略しました。その後、ハミルトンはロズベルグとの差をジリジリと拡げていきます。さて、レース終盤はベッテルとリチャルドの3位争いに焦点が絞られましたが、44周目にセーフティーカーが出動。ダンロップコーナー出口でクラッシュしたスーティルのマシンを撤去する為に出動していた重機に、コントロールを失ったビアンキが高速で突っ込んでしまったのです。ビアンキは頭部に深刻な怪我を負い、緊急手術を行いました。現在も意識は戻っておりません。1日も早い回復を祈るばかりです。この報を受けて、表彰式での振る舞いも控えめなものとなりました。ビアンキは新人ながらモナコで9位入賞するなど、今後の活躍が期待されていただけに今回の事故は本当に残念ですね。さて、鈴鹿といえば外せないのがやはり可夢偉。チームオーナーが代わり、微妙な立場に立たされた可夢偉ですが、日本のファンの前に元気な姿を見せることができました。予選19位、決勝19位とかなり渋いリザルトですが、チームの状況を考えればこれが精一杯でしょう。2010年のオーバーテイクショー、2012年の表彰台の活躍と比べると悲しくなってしまいますが、今のところは、可夢偉がいつか活躍できる場を再び得られることを信じるしかなさそうです。台風による大雨、ビアンキの事故と後味の悪くなってしまった今年の日本GP。今回の諸々の出来事は不運に不運が重なってしまった様に思います。次はウクライナ情勢で揺れているロシアGP。事故のショックを引きずったままの開催とる訳ですが………。本来なら初開催で華やかな雰囲気になってもよさそうなものですが、状況が状況だけに重苦しいムードが漂ってしまわないか一抹の不安を感じてしまいます。政治とレースの安全性をめぐる問題を突きつけられるF1グランプリは、まるで暗いトンネルに入ってしまったかの様です。
2位 N.ロズベルグ メルセデスAMG
3位 S.ベッテル レッドブル・ルノー
4位 D.リチャルド レッドブル・ルノー
5位 J.バトン マクラーレン・メルセデス
6位 V.ボッタス ウイリアムズ・メルセデス
7位 F.マッサ ウイリアムズ・メルセデス
8位 N.ヒュルケンベルグ フォースインディア・メルセデス
9位 J.ベルニュ トロロッソ・ルノー
10位 S.ペレス フォースインディア・メルセデス
日本GPです。台風18号に翻弄されたレースとなりました。定刻の15時に1回目のスタート。強い雨の為、セーフティーカーの先導付きです。しかし、あまりの雨の強さに2周で赤旗中断。そして、雨脚の弱まった15時25分に2回目のスタートです。セーフティーカー先導で10周目にやっと退出しました。先頭はロズベルグ、以下ハミルトン、バトン、ベッテル、リチャルドのオーダーでレースが進みます。先頭のロズベルグですが、徐々にタイヤが苦しくなってゆき、29周目にハミルトンに1コーナーでアウトからオーバーテイクされてしまいます。1コーナーでアウトから攻めるというのは、鈴鹿のセオリーですね。ハミルトン、模範的な形でロズベルグを攻略しました。その後、ハミルトンはロズベルグとの差をジリジリと拡げていきます。さて、レース終盤はベッテルとリチャルドの3位争いに焦点が絞られましたが、44周目にセーフティーカーが出動。ダンロップコーナー出口でクラッシュしたスーティルのマシンを撤去する為に出動していた重機に、コントロールを失ったビアンキが高速で突っ込んでしまったのです。ビアンキは頭部に深刻な怪我を負い、緊急手術を行いました。現在も意識は戻っておりません。1日も早い回復を祈るばかりです。この報を受けて、表彰式での振る舞いも控えめなものとなりました。ビアンキは新人ながらモナコで9位入賞するなど、今後の活躍が期待されていただけに今回の事故は本当に残念ですね。さて、鈴鹿といえば外せないのがやはり可夢偉。チームオーナーが代わり、微妙な立場に立たされた可夢偉ですが、日本のファンの前に元気な姿を見せることができました。予選19位、決勝19位とかなり渋いリザルトですが、チームの状況を考えればこれが精一杯でしょう。2010年のオーバーテイクショー、2012年の表彰台の活躍と比べると悲しくなってしまいますが、今のところは、可夢偉がいつか活躍できる場を再び得られることを信じるしかなさそうです。台風による大雨、ビアンキの事故と後味の悪くなってしまった今年の日本GP。今回の諸々の出来事は不運に不運が重なってしまった様に思います。次はウクライナ情勢で揺れているロシアGP。事故のショックを引きずったままの開催とる訳ですが………。本来なら初開催で華やかな雰囲気になってもよさそうなものですが、状況が状況だけに重苦しいムードが漂ってしまわないか一抹の不安を感じてしまいます。政治とレースの安全性をめぐる問題を突きつけられるF1グランプリは、まるで暗いトンネルに入ってしまったかの様です。