ハナよ、反省せよ!とは去年の一コマ(画像クリックで拡大)
新入社員を過労により自殺に追いやった大手広告会社の電通。
労働基準法違反の疑いで書類送検され、社長が辞任することを明らかにした。
人の命を奪って、社長1人の辞任だけで終わるのか。
二度と帰らぬ命はそんなに軽いのか。
社員を含めた組織全体の責任はどうするのだ。
労働組合は何をしていたのか。
そもそも、そんな会社に労働組合ってあるのか。
あっても御用組合?
彼女は会社組織全体によって命を奪われたのだ。
辞任する社長は、明日から路頭に迷うこともないだろう。
娘を失くした家族は悲嘆にくれているというのに。
口先では何とでも言える。
誰の目にも責任を感じているということを示すべきだ。
幹部、社員を含む「社」全体の責任として、一旦、法人を解散して出なおす位の覚悟を示してはどうか。
命はそれほどに重いのだ。
ボランティアをしている貧乏小生だって、行為に対する責任のとり方はいつも考えているんだよ。
それも指導できない経済界トップなどは「自己ファースト」で信用できないこととなる。
まあ、組織人というのは怖いものだ。
組織と金の力で訳の分からぬ理屈をつくるからな。
非文化国、日本である。