田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

嫁さん転ぶ

2017-12-11 | 日々の暮し

仲の良い近所の婆ちゃんと隣の小娘。2015年12月の風景

 朝、食卓でコーヒーを飲んでいると、ドタンと大きな音。
 見に行くと仏壇の前にカミサンが転んでいる。
 脚立に登って仏壇の上の埃を拭いていて落ちたらしい。

 線香立ての器が転がり灰が畳に散らかっている。
 箱にしまってある線香、ローソクも散乱。

 カミサンに大きなダメージはないと直感する。
 「これは掃除機で吸わせれば大丈夫、足の折れた小机はボンドでくっつけられる」
 「あんた、人間の方が大事やろ~、私、今、転んでるねんで!」
 「よし、立ち上がれるかどうかオレの腕に捕まってみろ」
 すんなり立ち上がる。
 「そやけど、足、膨れてくるか分からへん」
 「状況によって病院へ行く」
 結局、特異な変化はなかった。

 カミサンは以前、庭で転んで腕の骨を折り、骨をボルトで金具に固定するという前科がある。
 あの時は、参ったよ。
 それがまた転倒だ。
 事故の多い奴だが、それは動いてくれている結果でもある。
 同時に加齢に伴うバランス能力、脚力衰退の結果でもあろう。
 夫婦の歳を実感したりもする。

 まあ、今回は大事にいたらず助かった。
 気の急く12月、皆さんも気をつけてください。