
今朝、スズメが二羽、隣の屋根にいた(画像クリックで拡大)
以前に読んだ小説の最後の一行がふと思い浮かんだ。
作者もタイトルも思い出せない。
概略は次のようなものだ(正確ではないが)。
彼の父は病弱で臥せっていることが多かった。静かな人で強く意を主張することがなく「出世」もしなかった。彼は武士の子としてそのような父を尊敬することができない。やがて父は他界する。彼は自分の将来と家を支えるため某役所の採用試験を受ける。超狭き門で彼は必死に勉強した。その甲斐あって目出度く合格する。その頃には母も病の床についていた。彼は母の枕元に座り意気揚々と合格したことを伝える。すると、母は微笑みながら言った。
「よかったですね。あなたも父上のような立派な人におなりなさい」
小生もカミサンにそう思ってもらいたいが・・・絶対無理だ。