トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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熊本市電と桜

2014-04-07 00:26:00 | 路面電車
3月28日 晴れ 最高気温24°
熊本は桜が満開だった。





毎年恒例、商業高校前電停で。ここは歩道橋の上からも撮影できる。市電沿線では随一のスポット。


市立体育館前電停から少し東へ向かった所。この付近にもポツンと桜が咲いている。


熊本城・市役所前。石垣と桜を収めることが出来るが交通量が多いのでなかなか難しい。


通町筋電停から熊本城をバックに。定番の写真であるがいまいち映えない。

熊本市電 2~3月の話題

2014-04-06 20:06:00 | 路面電車
熊本市電、最近の動向とラッピング車を紹介する。

2月から3月にかけて登場したと思われる広告電車は2両。


1092.スポンサーはトヨタホーム


8201.でんでんnimoca導入のラッピングで、導入に合わせて3月28日の午前11時頃より運行開始。




3月28日は9時半より大江の交通局窓口で記念nimocaが発売された。限定1万枚。
3月28日に4600枚、29日1200枚、30日に500枚が販売された。なお、4月2日現在で3156枚残っている。但し大江の交通局窓口は平日しか営業していないので注意。なお、3月28日から31日までの4日間で16176人がカードで乗車し、相互利用可能な10種のカード全ての利用があったという。(出典・くまにちコム)。
今後は熊本地区バス共通ICカードの導入が2015年春に予定されており、広島のPASPYのような片乗り入れ式カードとなる見込みである。地域独自のカードの場合ポイント制にこだわらず運賃割引がわかりやすく設定できるというメリットがあるので、それはそれでいいのではなかろうか。

長崎電気軌道 601

2014-01-26 22:07:00 | 路面電車
長崎電気軌道601.熊本市電の171が前身である。熊本市電170形は1953年に新木南車輌で171・172の2両が製造された。

全長11m、前後扉で当時の熊本市電では異端車であった。そのため製造から僅か13年後の1966年に休車、1969年に廃車となり、2両とも長崎電気軌道へと譲渡された。ちなみにこの車両の前に製造された150形、160形はワンマン改造されて長らく稼働し、1063に至っては製造から63年を経た2014年現在も運用中である。なお、熊本市電では1988年に再び前後扉の車両8800形が製造されたが、僅か2両の製造にとどまり次の9200形からは前中扉に戻っている。

長崎移籍後は長崎色に塗り替えられ170形171・172となったが、601は1985年に熊本時代の塗装に復元、602は1987年に廃車となった。

異端車であるがゆえに異例の早期廃車となった例として、京福モボ501形がある。こちらは他車が前後扉車であるのに対して、前中扉であったが故に4両中2両が廃車となった。残る2両も稼働の機会はラッシュ時が中心となっている。中でも504は僅か15年での廃車であった。