旧国鉄・羽幌線の羽幌駅跡地に作られた沿岸バス羽幌ターミナル。
羽幌町は、羽幌線の線名に見られるように道北日本海側では拠点となる都市の一つで、かつては炭鉱で栄え羽幌駅には羽幌炭礦鉄道も乗り入れ、最盛期には人口3万に達し市制施行が現実味を帯びたが、1971年に町職員による人口水増し事件発覚、「羽幌市」は幻となった。
全く同じような事例が先日愛知県・東浦町で問題となったのは記憶に新しいところである。しかしながら、羽幌市が誕生していても、2012年現在人口およそ7800人と、同じ道内の歌志内市に次ぐ日本で2番目に人口の少ない市になっていたことである。
旧国鉄羽幌線は、留萌と宗谷本線の幌延を結ぶ全長141.1Kmの路線で、久大本線や豊肥本線とほぼ同じ路線長である。本線である留萌本線のおよそ2倍の長さの堂々たる支線であった。北海道日本海側の留萌~稚内間はほぼ200kmあるが、そのうち市政を施行している都市は両端の留萌と稚内だけだといえばその過疎ぶりがお分かり頂けよう。
羽幌ターミナル外観。バス営業所を兼ねた有人窓口があり、回数券等を販売している。路線は札幌と羽幌を結ぶ特急羽幌号、国鉄羽幌線代替的性格の豊富留萌線、ローカル線の上平古丹別線、羽幌町内循環線、羽幌港連絡バスがある。
裏は車庫になっており、バスが休んでいる。
◎基礎データ
所在地 北海道苫前郡羽幌町南7条4丁目
乗り入れ事業者 沿岸バス
乗車券類 発売窓口有り
連絡鉄道路線 なし
類型 地域拠点 バス営業所(車庫) 鉄道駅代替 高速バスターミナル
訪問日 2012年10月11日
羽幌町は、羽幌線の線名に見られるように道北日本海側では拠点となる都市の一つで、かつては炭鉱で栄え羽幌駅には羽幌炭礦鉄道も乗り入れ、最盛期には人口3万に達し市制施行が現実味を帯びたが、1971年に町職員による人口水増し事件発覚、「羽幌市」は幻となった。
全く同じような事例が先日愛知県・東浦町で問題となったのは記憶に新しいところである。しかしながら、羽幌市が誕生していても、2012年現在人口およそ7800人と、同じ道内の歌志内市に次ぐ日本で2番目に人口の少ない市になっていたことである。
旧国鉄羽幌線は、留萌と宗谷本線の幌延を結ぶ全長141.1Kmの路線で、久大本線や豊肥本線とほぼ同じ路線長である。本線である留萌本線のおよそ2倍の長さの堂々たる支線であった。北海道日本海側の留萌~稚内間はほぼ200kmあるが、そのうち市政を施行している都市は両端の留萌と稚内だけだといえばその過疎ぶりがお分かり頂けよう。
羽幌ターミナル外観。バス営業所を兼ねた有人窓口があり、回数券等を販売している。路線は札幌と羽幌を結ぶ特急羽幌号、国鉄羽幌線代替的性格の豊富留萌線、ローカル線の上平古丹別線、羽幌町内循環線、羽幌港連絡バスがある。
裏は車庫になっており、バスが休んでいる。
◎基礎データ
所在地 北海道苫前郡羽幌町南7条4丁目
乗り入れ事業者 沿岸バス
乗車券類 発売窓口有り
連絡鉄道路線 なし
類型 地域拠点 バス営業所(車庫) 鉄道駅代替 高速バスターミナル
訪問日 2012年10月11日
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