トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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九州運輸局 バス申請・処分状況より

2016-09-14 21:52:00 | バス
9月11日更新。九州運輸局バス申請・処分状況から。

毎月10日に更新される、九州運輸局バス申請・処分状況から、注目されるものを紹介する。
乗合事業許可申請は、2件とも佐世保市予約制乗合タクシー関連と思われる。西肥バスの路線に何らかの改廃があるかもしれない。
 
譲渡譲受等許可申請は1件、ロイヤルバスが大阪市の(株)インフォマティックに路線譲渡申請を行っている。インフォマティックは桜交通の関連企業である。ロイヤルバスはWILLER EXPRESSと蜜月関係にあるように思っていたので、この展開は意外であった。九州の新乗合事業者も、つくしの観光が運休、サンマリンツアー南九州観光バスに事業譲渡と、新たな展開を見せている。今後も事業者の淘汰、再編が起こるかもしれない。


インフォマティックに移管されるロイヤルバス

貸切事業計画変更では、日田バスが福岡県朝倉市杷木大字池田字神小田534番2に営業所新設。当該場所をグーグル地図で検索してみたが、具体的な場所は特定できず。しかしながら杷木池田には西鉄バスの杷木発着所があることから、ここに設置される可能性が高い。ここには大型2台、小型3台が配置される予定。ここから先は推測であるが、浮羽支線の廃止と絡めて、小石原線を移管する可能性があるのではなかろうか。浮羽支線のうち、最後まで残った日田市柚木地区への路線は、通学需要の関係で残されたというが、日田市が送迎バス等を手配すれば、うきは市乗合タクシーへの移行が考えられる。また、杷木~浮羽発着所間に関しては、公立高校の学区が同一であり、ある程度の通学需要がある可能性もあるが、全便がマイクロバスで運行されている現在、どのような状況であるかは把握していない。そのため、この区間の処遇に関しては不明である。小石原線に関しては、縮小の一途を辿った日田との一般路線が残された理由として、小石原線移管の可能性を考えていたが、今回、その可能性がますます強まったように思われる。


西鉄バス杷木発着所。かつては西日本鉄道杷木自動車営業所、その後両筑交通本社、西鉄バス両筑・本社、西鉄バス両筑・杷木支社となっていた。

また、太陽交通が中津市に中型3台の営業所新設を申請している。

なお、西鉄関連であるが、10月1日付で久留米市延島(野伏間の誤植と思われる)一丁目8-5の先から本山一丁目10-1の先までの830mの廃止が予定されている(公示)。これに関連してか、7月分の申請・処分状況で、西日本鉄道が「八女営業所~南町・市役所~JR久留米駅他1系統」を、6月分で久留米西鉄タクシーが「羽犬塚駅前~高良台・筑後自動車免許試験場~西鉄久留米駅 他11系統」を申請しており、近いうちに久留米地区で大きな路線再編がありそうな気配である。


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