2010/9/10-13 北陸地方珍道中
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9/10 (金)残暑が厳しい
今回は『 JR 大人の休日倶楽部北陸フリーきっぷ』を利用
フルエリアを満喫しようと欲張り企画した。
牛久~上野~越後湯沢~金沢~福井
5時前に自宅から歩きで牛久駅
始発 5:34 に乗車
上野 7:06 ~ 越後湯沢 8:11(新幹線Maxとき303号)
越後湯沢 8:20 ~ 金沢 11:18(特急はくたか2号)
金沢 11:18 ~ 福井 12:07(特急サンダーバード20号)
福井 12:26 ~永平寺口 12:50(えちぜん鉄道)
可愛い女車掌さんが笑顔を振りまき車内を行ったり来たり
これで赤字路線とは??
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永平寺口駅前 13:02~ 永平寺 13:14(京福バス)
平日の昼間の乗客は二人だけの貸し切り也。
大本山永平寺参拝セット券
(えちぜん鉄道、バス往復乗車券)¥2.100
土日祝日は福井駅~永平寺行のシャトルバスが出るそうだ。
乗り換え5回で8時間かかりやっと永平寺に到着。
山奥のひなびたお寺を想像していたがまさに観光地であり
ちょっとイメージダウン美しすぎる。
ここでハプニング発生?
セット券の内、参拝券が無くなっている。
切れやすいため、バスの中に落としてきたらしいのだ。
受付で事情を説明しなんとか入館出来た。
曹洞宗大本山永平寺
道元禅師によって開創された禅寺
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750年禅の修行の歴史は33万平方メートルにも及ぶ
広大な敷地の中に山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴室
・東司の「七堂伽藍」
荘厳な雰囲気に自ずと厳粛になり
禅寺の修行僧 雲水さんはスリムでお肌がキレイ、
澄んだ目に心惹かれるのは...
「無私唯務」には低頭。
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道元ファンにはこの和歌が心に響く
喜びも悲しみも涙も・・・あるがままに
“ 春は花 夏ほととぎす 秋は月
冬雪さえてすずしかりけり ”
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一通り見学順路を廻るのも広くて時間が足りない。
帰りのバスまでの間、夫は『永平寺そば』が気になり
門前通りの土産店に入る。
評価は・・・禅々?
やはり、永平寺は深々とした雪景色が似合うし絵になる。
季節はずれはそれなりで良しとしよう。
今夜は明日に備えて金沢駅近のホテルに宿泊
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9/11(土)晴れ 久々の小屋泊山行
5時起きで準備
ホテルロビーで軽い朝食を摂り金沢駅でコインロッカーに
不要な荷物を入れバスに乗り込む。
お得な北陸鉄道の白山登山クーポン¥10.600
(バス往復、白山室堂宿泊料)を購入
金沢駅東口(1番のりば) 6:45 発 ~ 鶴来駅前(支所前)
~ 瀬女(道の駅) ~ 白峰北口 ~ 白峰 ~ 白峰車庫 ~
市ノ瀬 ~ 別当出合 8:45着
乗客は登山者のみで途中トイレ休憩をとり、
市の瀬でマイカー登山者
(別当出合まではマイカー交通規制のため)を
乗せると満席になった。
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白山登山道はいろいろある修行道
越前禅定道
(泰澄大師が初めて登頂した修行の道で現在は観光新道)
美濃禅定道
(岐阜県からはアップダウンが多く距離が長い)
加賀禅定道
(一里野温泉~白山室堂まで18km,、長くて大変な道)
今日は一番人気の砂防新道(ラクチンコース)
別当出合駐車場 8:55 → 9:25 中馬場→ 10:38 甚之助避難小屋
→ 11:42 延命水→ 11:52 黒ぼこ岩
→ 12:24 室堂→ 13:17 御前ヶ峰→ 13:50 室堂
これより霊峰白山登拝道
吊り橋を渡ってスタート
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甚ノ助避難小屋で給水タイムは蛇口から
暑くて汗だらだら、頭から水浴びて復活。
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南竜道分岐の室堂まで2km地点
バテバテでごろり。
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TTRツアーのお疲れメンバーと前後し譲り合いながら。
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さすがに水場は多く飲み放題、浴び放題。
延命水だけはちょろちょろだが飲むべし。
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黒ボコ岩からの眺望は碧空
御前峰の祠もばっちり見えてる。
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此処より
白山奥宮境内地に入る
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弥陀ヶ原の気持ちよいトレイル
紅葉の始まりでナナカマドの実は真っ赤
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着きましたよ。
白山室堂 標高 2454m
ここには黒装束の永平寺の修行僧が100人くらい登拝し
宿泊する日があるとか?
興味津々。
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ビジターセンターを抜けて表に出ると御前峰の雄姿が現れ
白山比咩神社奥宮祈祷殿で安全祈願。
登山シーズンは巫女さんがいるそうだが
今日は残念ながら閉戸。
奥宮に続く参道を登って行く。
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室堂平は下方に
さすがに750人収容はでかい。
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山頂には白山神社奥宮がありここでも参拝 もう4拝くらいは。。。
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白山最高峰の御前峰
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山頂から大汝峰を望む
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室堂に戻り宿泊受付してこざくら荘10号室へ案内された。
(蚕棚で定員30名位だが今日は宿泊者が少ないためか
下段のみ使用)
指定された寝床の隣でお兄さんが寝ていた。
(疲れて山頂は諦めたらしい)
明日は登頂出来るかあやしい空模様なのに,,,
夕食までの時間はもちろんこれ
夏山シーズンには生ビールも販売しているが終了していた。
残念でござる。
でも、
担ぎ上げたビール、焼酎、つまみもあるしぬかりない。
酔いしれて、飲み疲れても山の書籍に囲まれて
時の流れに身を任せるだけ。
登山者も次々と到着するが周辺はガスでこの先の登頂は
皆、断念した様子。
5時からの夕食時間が近くなると食堂前には行列。
時間が決められた食券で30分入れ替え制。
メニューは・・・
ご飯とお味噌汁はおかわり自由だが
珍しく夫はおかわり無し?...体調が...
そんなはずはない
(最初から大盛り)
これだけで充分満足で普通に美味しかった。
山に来ると何でも美味い。
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夕食が終わるとあとは寝るだけ
夫の寝息を察してか隣の夫婦は別室へ移動
なるほど賢かも。
やはり、悪夢は終わらなかった。
夫と隣のお兄さんの間で最悪のハーモニーに耳を塞ぎながら
うとうとするだけ。
しかも夜半から外は暴風雨でガタガタと五重奏
もう、笑うしかない。
夜明けとともにガサガサと支度している音がして目覚める?
ロビーに行って6時からの朝食を済ませて下山準備。
雨はそれほどではないがガスがかかっている。
ばっちり風雨対策して7時前に小屋を後にする。
下山コースは一番安全で最短の砂防新道を
足元だけに集中して滑らないようにひたすら進む。
黒ボコ岩を過ぎた辺りで下からテント装備の
お兄さんが登って来た。
何でも砂防コースは早く着くので観光新道に変更するとか
何もこんな中で登り返さなくても思うのだが・・・
ちょっとした沢は水量もあり、
危なっかしい場面もあったが無事別当出合に下山。
10:40着
こんなコンディションでも
整備された登山道は歩きやすく膝に不安がある夫も
快調に歩けてまずまずであった。
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下山バスの金沢駅行は13:30 発なのでたっぷりの
時間がある。
殆どの人はシャトルバスで一の瀬まで行き麓の永井旅館の
白山温泉に入るらしい。
我々は別当出合休憩舎で管理者とふれ合って
情報収集しながら、ポットのお湯を厚かましく頂いて
カップ麺や、熱いコーヒーで
美しき神々の山の余韻に浸っていた。
すると10名くらいの山ガールが下山して来たので注目。
流行の山アイテムに身をかため、カラフルな山ファション
若いって素晴らしいが(ただ羨ましいだけ?)、
山の知識、経験、体力などは.....
ちょっと気になるところだ。
白山しかり白銀に輝く時期に再訪出来れば
残雪と高山植物『ハクサン・・・』は
次回の楽しみとしておこう。
この時期の登山バスは土日のみ往復1便のみでとても不便
やはり、マイカー登山がおすすめである。
バスは定時に出発し、市の瀬で乗客を乗せ金沢駅に
15:45に着いた。
高岡まで普通電車に乗りホテルで宴会の身支度。
夜は叔母達と久しぶりの面会だったが、皆とても元気そう
従妹の娘は相変わらずのおてんば天使でハラハラ。
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のんべー達は久々の顔合わせに意識不明になるくらい
飲んだらしい?
翌朝は帰りの列車まで時間があったので瑞龍寺(曹洞宗)
など観光しようと思ったが、
一時的な強い雨で断念し、車中では、従妹からのお土産、
越中富山名産『鱒の寿し』2段重ねをおいしくいただき
同じ経路で無事16:00 頃帰宅した。
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トクトクフリーパスでお得な山遊びを堪能。
4 日間の期間限定だが今回は登山がメインで
観光メインであればかなり広範囲な旅が可能になる。
これは時間と経路がポイントになりそうだ。
まだまだ、企画次第でいろんなバリエーションが
楽しめるのでは,,,,
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9/10 (金)残暑が厳しい
今回は『 JR 大人の休日倶楽部北陸フリーきっぷ』を利用
フルエリアを満喫しようと欲張り企画した。
牛久~上野~越後湯沢~金沢~福井
5時前に自宅から歩きで牛久駅
始発 5:34 に乗車
上野 7:06 ~ 越後湯沢 8:11(新幹線Maxとき303号)
越後湯沢 8:20 ~ 金沢 11:18(特急はくたか2号)
金沢 11:18 ~ 福井 12:07(特急サンダーバード20号)
福井 12:26 ~永平寺口 12:50(えちぜん鉄道)
可愛い女車掌さんが笑顔を振りまき車内を行ったり来たり
これで赤字路線とは??
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永平寺口駅前 13:02~ 永平寺 13:14(京福バス)
平日の昼間の乗客は二人だけの貸し切り也。
大本山永平寺参拝セット券
(えちぜん鉄道、バス往復乗車券)¥2.100
土日祝日は福井駅~永平寺行のシャトルバスが出るそうだ。
乗り換え5回で8時間かかりやっと永平寺に到着。
山奥のひなびたお寺を想像していたがまさに観光地であり
ちょっとイメージダウン美しすぎる。
ここでハプニング発生?
セット券の内、参拝券が無くなっている。
切れやすいため、バスの中に落としてきたらしいのだ。
受付で事情を説明しなんとか入館出来た。
曹洞宗大本山永平寺
道元禅師によって開創された禅寺
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750年禅の修行の歴史は33万平方メートルにも及ぶ
広大な敷地の中に山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴室
・東司の「七堂伽藍」
荘厳な雰囲気に自ずと厳粛になり
禅寺の修行僧 雲水さんはスリムでお肌がキレイ、
澄んだ目に心惹かれるのは...
「無私唯務」には低頭。
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道元ファンにはこの和歌が心に響く
喜びも悲しみも涙も・・・あるがままに
“ 春は花 夏ほととぎす 秋は月
冬雪さえてすずしかりけり ”
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一通り見学順路を廻るのも広くて時間が足りない。
帰りのバスまでの間、夫は『永平寺そば』が気になり
門前通りの土産店に入る。
評価は・・・禅々?
やはり、永平寺は深々とした雪景色が似合うし絵になる。
季節はずれはそれなりで良しとしよう。
今夜は明日に備えて金沢駅近のホテルに宿泊
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9/11(土)晴れ 久々の小屋泊山行
5時起きで準備
ホテルロビーで軽い朝食を摂り金沢駅でコインロッカーに
不要な荷物を入れバスに乗り込む。
お得な北陸鉄道の白山登山クーポン¥10.600
(バス往復、白山室堂宿泊料)を購入
金沢駅東口(1番のりば) 6:45 発 ~ 鶴来駅前(支所前)
~ 瀬女(道の駅) ~ 白峰北口 ~ 白峰 ~ 白峰車庫 ~
市ノ瀬 ~ 別当出合 8:45着
乗客は登山者のみで途中トイレ休憩をとり、
市の瀬でマイカー登山者
(別当出合まではマイカー交通規制のため)を
乗せると満席になった。
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白山登山道はいろいろある修行道
越前禅定道
(泰澄大師が初めて登頂した修行の道で現在は観光新道)
美濃禅定道
(岐阜県からはアップダウンが多く距離が長い)
加賀禅定道
(一里野温泉~白山室堂まで18km,、長くて大変な道)
今日は一番人気の砂防新道(ラクチンコース)
別当出合駐車場 8:55 → 9:25 中馬場→ 10:38 甚之助避難小屋
→ 11:42 延命水→ 11:52 黒ぼこ岩
→ 12:24 室堂→ 13:17 御前ヶ峰→ 13:50 室堂
これより霊峰白山登拝道
吊り橋を渡ってスタート
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甚ノ助避難小屋で給水タイムは蛇口から
暑くて汗だらだら、頭から水浴びて復活。
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南竜道分岐の室堂まで2km地点
バテバテでごろり。
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TTRツアーのお疲れメンバーと前後し譲り合いながら。
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さすがに水場は多く飲み放題、浴び放題。
延命水だけはちょろちょろだが飲むべし。
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黒ボコ岩からの眺望は碧空
御前峰の祠もばっちり見えてる。
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此処より
白山奥宮境内地に入る
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弥陀ヶ原の気持ちよいトレイル
紅葉の始まりでナナカマドの実は真っ赤
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着きましたよ。
白山室堂 標高 2454m
ここには黒装束の永平寺の修行僧が100人くらい登拝し
宿泊する日があるとか?
興味津々。
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ビジターセンターを抜けて表に出ると御前峰の雄姿が現れ
白山比咩神社奥宮祈祷殿で安全祈願。
登山シーズンは巫女さんがいるそうだが
今日は残念ながら閉戸。
奥宮に続く参道を登って行く。
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室堂平は下方に
さすがに750人収容はでかい。
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山頂には白山神社奥宮がありここでも参拝 もう4拝くらいは。。。
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白山最高峰の御前峰
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山頂から大汝峰を望む
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室堂に戻り宿泊受付してこざくら荘10号室へ案内された。
(蚕棚で定員30名位だが今日は宿泊者が少ないためか
下段のみ使用)
指定された寝床の隣でお兄さんが寝ていた。
(疲れて山頂は諦めたらしい)
明日は登頂出来るかあやしい空模様なのに,,,
夕食までの時間はもちろんこれ
夏山シーズンには生ビールも販売しているが終了していた。
残念でござる。
でも、
担ぎ上げたビール、焼酎、つまみもあるしぬかりない。
酔いしれて、飲み疲れても山の書籍に囲まれて
時の流れに身を任せるだけ。
登山者も次々と到着するが周辺はガスでこの先の登頂は
皆、断念した様子。
5時からの夕食時間が近くなると食堂前には行列。
時間が決められた食券で30分入れ替え制。
メニューは・・・
ご飯とお味噌汁はおかわり自由だが
珍しく夫はおかわり無し?...体調が...
そんなはずはない
(最初から大盛り)
これだけで充分満足で普通に美味しかった。
山に来ると何でも美味い。
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夕食が終わるとあとは寝るだけ
夫の寝息を察してか隣の夫婦は別室へ移動
なるほど賢かも。
やはり、悪夢は終わらなかった。
夫と隣のお兄さんの間で最悪のハーモニーに耳を塞ぎながら
うとうとするだけ。
しかも夜半から外は暴風雨でガタガタと五重奏
もう、笑うしかない。
夜明けとともにガサガサと支度している音がして目覚める?
ロビーに行って6時からの朝食を済ませて下山準備。
雨はそれほどではないがガスがかかっている。
ばっちり風雨対策して7時前に小屋を後にする。
下山コースは一番安全で最短の砂防新道を
足元だけに集中して滑らないようにひたすら進む。
黒ボコ岩を過ぎた辺りで下からテント装備の
お兄さんが登って来た。
何でも砂防コースは早く着くので観光新道に変更するとか
何もこんな中で登り返さなくても思うのだが・・・
ちょっとした沢は水量もあり、
危なっかしい場面もあったが無事別当出合に下山。
10:40着
こんなコンディションでも
整備された登山道は歩きやすく膝に不安がある夫も
快調に歩けてまずまずであった。
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下山バスの金沢駅行は13:30 発なのでたっぷりの
時間がある。
殆どの人はシャトルバスで一の瀬まで行き麓の永井旅館の
白山温泉に入るらしい。
我々は別当出合休憩舎で管理者とふれ合って
情報収集しながら、ポットのお湯を厚かましく頂いて
カップ麺や、熱いコーヒーで
美しき神々の山の余韻に浸っていた。
すると10名くらいの山ガールが下山して来たので注目。
流行の山アイテムに身をかため、カラフルな山ファション
若いって素晴らしいが(ただ羨ましいだけ?)、
山の知識、経験、体力などは.....
ちょっと気になるところだ。
白山しかり白銀に輝く時期に再訪出来れば
残雪と高山植物『ハクサン・・・』は
次回の楽しみとしておこう。
この時期の登山バスは土日のみ往復1便のみでとても不便
やはり、マイカー登山がおすすめである。
バスは定時に出発し、市の瀬で乗客を乗せ金沢駅に
15:45に着いた。
高岡まで普通電車に乗りホテルで宴会の身支度。
夜は叔母達と久しぶりの面会だったが、皆とても元気そう
従妹の娘は相変わらずのおてんば天使でハラハラ。
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のんべー達は久々の顔合わせに意識不明になるくらい
飲んだらしい?
翌朝は帰りの列車まで時間があったので瑞龍寺(曹洞宗)
など観光しようと思ったが、
一時的な強い雨で断念し、車中では、従妹からのお土産、
越中富山名産『鱒の寿し』2段重ねをおいしくいただき
同じ経路で無事16:00 頃帰宅した。
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トクトクフリーパスでお得な山遊びを堪能。
4 日間の期間限定だが今回は登山がメインで
観光メインであればかなり広範囲な旅が可能になる。
これは時間と経路がポイントになりそうだ。
まだまだ、企画次第でいろんなバリエーションが
楽しめるのでは,,,,
レポートを読みながら、爆笑の嵐!笑いをこらえるのが必死です!これからも、読ませていただきます。本当にありがとうございました。
大変お世話になりました。
素敵な笑顔と絶品イタリアン
山も最高で駒ヶ根満喫です。
ありがとうございました。
皆様にもよろしくお伝え下さい。