昨日、東北北部が梅雨明けしたとみられるとの一報が入る。平年よりも6日早いそうだ。今日も、気温が高く湿度もあって蒸し暑い。りんご園では「ふじ」の仕上げ摘果真っ最中だ。仕上げ摘果と同時に支柱入れもしていく。
1回目の摘果の時に結構強く落としていると思っても、今になってサビ果や変形果、黒星病の被害果などが目立つ。
ついこの前まで気温が高く、雨の日が多かったこともあってりんごの生育が良い。横径を測ってみると60mm前後で結構大きい。
サビ果は落とします。側果に多く、気になるので落とします。
あとは生育が良くない小さな果実も落とす。
今年は黒星病の被害果があるので落とす。
今の時期から異常に赤くなってきているものも落とします。がくあ部の所が湿ってるのは中が褐変するものがほとんどなので今のうちに落とす。
このくらいが丁度良い。1回目の摘果の時に強めに落としておいたのもあって落とす数が多くない。最初からダメなやつを落としておいた方が樹にとって良いと思う。最初から良くないものは見てわかるので、早めに落としておいた方が良いに決まっている。落とさなければならないものをずっと成らせておくと無駄な養分のロスに繋がる。強めの摘果はあとで手間がかからないし、樹の負担も減る。ただそんなことを考えて摘果をしている。だって、暑い中見直し摘果なんてしたくないし・・・(^^;)。
支柱入れも今のうちに入れておけばスピードスプレーヤーの通りも良くなり、りんごがぶつかってダメになる事が少ない。
梅雨明けしてこれからますます暑くなりそうなので、仕上げ摘果を早く終わらせたいものだ・・・。