今日は天気が良く6時前には畑に出勤・・・。早速岩木山を眺めるりんごの花とのコントラストがまた良い(^^)。この風景が最高だ・・・。ラジオのスイッチを入れるとFMから流れるボサノバが心地よい・・・。今日から本格的に王林の摘花をやる。
今年はどの品種も花が沢山着いていて喜ばしい事なんだけれどもこの花が咲くころがりんごにとっては一番エネルギーが消費する時だ。花が咲く頃まで昨年の貯蔵養分でまかなっているのだが咲いて散る頃は樹にとって負担が掛かる時だ。ひと時も早くこのきれいな花を落とさなくてはならない。
王林は実止まりしたようだ。この様にりんごのまわりに沢山葉が着いているものを優先的に残し葉が少ないものや枝の真上や真下に着いたもの。つるや実が変形したものを始めからどんどん落としていく。葉っぱが多いものでも将来大きくなった時に枝にすれてキズが着きそうなものも思い切っておとす。枝によって良いものが無い時は枝全体全部落として今年は休ませるようにしている。始めから仕上げ摘果の感覚で落としてしまう。どうせ落とすなら今のうちに落とした方がりんごの玉伸びが良いし何といっても次の年の花芽うを確保するためだ。枝を薄くしていればこんな事いが出来ないだろう。
今の時期にはこの様な変形果が見えてくる。葉っぱが多くても迷わず落とす。これもまた人工授粉して実止まりしたからだ。
摘花した後はこんな状態でかなり寂しい・・・。でも果実が肥大する頃にはまだまだ多くまた落とさなければならない。
摘花した後は花弁を敷き詰めたようできれいなのだが早く落とさないと・・・・。