今日は、朝方に雨が降っていましたが、8時過ぎには止んで、その後は晴れたり曇ったりでした。日中気温が上がらず最高気温が10℃前後でしたが、作業するのにはまずまずの天気でした。岩木山は雲に覆われていました。
今日は今年から我が家で作付けする畑の剪定をする。この園地は我が家の隣の園地で、一通りで、樹の本数は7本です。3月にここの園地のおやじさんが亡くなり、家族の方が、「この畑を作ってくれないか・・・。」と言うことで、我が家の畑の隣だし、通りが続きなので了承しました。
前から見ていましたが、樹が高い、胴木が多い、元に成り枝が無く先にしかないという三拍子揃った樹だ。前園主が夏によくお日様をりんごに当てるためかしきりに枝を挟み、切り落としていました。枝が伸びたいところに伸びようとするのを切り詰められて見ていてとても窮屈そうで、かなりストレスがかかった状態でした。
去年まで、りんごが成っている枝に邪魔する成らない枝をほとんど切り落としていたので、今年は見事に成らない状態です
剪定していて、樹が高く、6尺の梯子で足りず、7尺の梯子を出してきての作業でした。
梯子に上っていてとても見晴らしがよく、八甲田連峰がきれいに眺められる。この樹をどうにかして良い状態にしたいという気持ちが強くなった。これも、勉強だ!先ずは樹の高さを制限して、空間を空ける事だ。
あと、切り口をきれいにしておくことだ。
空間を空けたらガラッとなって寂しくなったような感じがしますが、大丈夫です。ちゃんと成り枝の素になる態勢を立て直す目が結構あります。この芽が再来年の成り枝です。来年殆ど切らず放っておけば必ず沢山の花芽が着きます。素質の良い枝を見極めて選んでいきます。太い枝を切り落として空間を空けて日当たりを良くしておくだけだ。
剪定した後です。高い枝をなるべく切り落とし、空間を空ける事を中心に間引きに徹して殆ど鋏は使わず残った枝は無剪定です。この樹の3年以上の事をシュミレーションして、結構悩みながら剪定しました(^^;)。先ずは、この樹がのびのびと出来る環境を作ってあげたいと思います。楽しみです。