昨日の午後から降り続いた雨だったんですが今日は朝は曇りでだんだん天気が回復してなんか久々に青空を見たような気がします(^O^)。やっぱり青空に白い雲が浮かんでるのを見るとホッとします。
りんごの作業は仕上げ摘果は一通り終わったのですが最初にやったところを見ると結構成らせ過ぎなのでもう一度回って形の悪いもの、変形したもの、小さいものを落とします。三次選抜になります。それと、重みで枝が下がってきているところに支柱を入れたりです。
この樹は80年以上経つ老木です。まだ現役の王林の樹で木の幹が空洞化していて万年支柱が無くては折れてしまいます。こうゆう古い樹が少なくなりました。
この樹は3年前に風で片方の幹が折れて切り落とされた樹です。古くなるとこのように樹に木質部が腐って数多くの穴(空洞)ができて自分の体を支えられなくなるので万年支柱が欠かせません。そろそろ戦力外になるとおもいます。こういう古い樹になると場所をとる割に収量が少なくなるし、作業効率も悪くなります。でも、このような樹があるお陰で我々が生きてこられたので感謝しなければならないです。
でも、りんご園も世代交代しなければいけません。この樹は去年100年近く経つ樹を伐採した跡に6年生の樹を移植したものです。今年から成ってきて即戦力です。苗木を作っておいて戦力にする候補を育てなければなりません。
左の写真は今年台木に接ぎ木した苗木で生育は順調です。これが育成選手かな・・・。右の写真は接ぎ木する前の丸葉台木でマルチを敷いて挿木をしたものです。これをある程度の太さになると接ぎ木して苗木を作ります。これがりんごにとっては無くてはならないもので縁の下の力持ちです。