みなさんこんばんは。
クリスマスも終わり、いよいよ年末となりましたが、ワタシのトムスは
未だ組み立て途中にて、完成までの道のりをご紹介差し上げたいと
考えます。
やはりキットを購入したら、最初にこれですよね。
過去のFRPだと端面にガラス繊維がむき出しになっているので、
瞬間接着剤で処理しようとしてもどんどん染み込んで行ってしまい、
美しい瞬接処理ができなかったものです。
ところがタミヤのF104あたりからFRPの材質が変わったのか、
あるいは端面処理がなされたのかは定かではありませんが、
瞬接処理が可能な状態に変更されたんですねえ。
そこで今回、FRPシャシーのトムスにもいつもの瞬接処理を施して
みました。
用意するのはいつものイーグル製低粘度のゴムタイヤ接着用瞬接
と、アルテコ製の瞬接用促進剤スプレー、そしてタミヤ製紙やすり
#400にピカールとティッシュです。
まずはFRP端面をアルテコの促進剤を染み込ませたティッシュで
拭き取り、油分を取り去った後で瞬接を端面に直接流し込んでは
アルテコの促進剤で硬化させ、また瞬接を流し込んでは促進剤
で硬化、というサイクルを10回は繰り返し、上の画像のようになる
まで頑張ります。
このままでもそこそこ見た目は改善しますが、ここで止めずに次
の処理に移ります。
上の画像のうち、メインシャシーは#400の紙やすりで端面を削り、
断面が楕円となるように綺麗に整形したうえで、ティッシュに
ピカールをつけて端面を根気よく磨き上げたものです。
ちなみにリアブレースのほうはまだ#400の紙やすりで削っただけ
の状態です。
上の画像がピカール処理をメインシャシーとリアブレース共に
完了させた状態となります。
端面が美しく輝いて、セッティングボードに艶やかに光が反射
して映り込んでいるのがお分かりになりますでしょうか?
ここまで処理するのに約3時間くらいかな?
これでようやく組み立て開始できますよ~。