みなさんこんばんは。
埼玉は川島ICからクルマで5~10分程度のところにある、マルチリンク川島
というインドアカーペットコースにて、1/12の1セル13.5Tレギュによるナイト
レースが4月6日(土)に初めて開催されました。
当日はクレストナイトレースの日でありましたが、前日に会社の歓送迎会に
参加した私としては、朝早くに起きてクルマの運転となると、前日のお酒が
残って飲酒運転となる懸念があったのと、友人が連れてってくれるとのこと
で、初開催のマルリン(マルチリンク川島のことですね)でのナイトレースに
参戦することとしました。
マルリンのピットエリアは走行するサーキットとは別の建屋に
あり、なかなかに広々としたピットエリアでかなり快適でした。
詰めれば40人くらいはピットを確保できる広さがあり、ピット
エリアには小さなショップが併設されていて、これがまた
1/12関連のパーツが豊富にあり、なかなかに魅力的な品
揃えとなっておりました。
また、このサーキットではグリップ剤が指定なのですが、この
グリップ剤がショップオリジナルということでした。
これが指定グリップ剤ですが、なんと180mlも入っていてたったの
980円と激安です。しかも黒い樹脂のフタの内側には、黒缶で有名
なぼんぼんがついていて、グリップ剤塗布も簡単です。
これ以外に、アンメルツみたく直接スポンジから塗るタイプの容器
もあり、なかなかに芸が細かくていい感じです。
当日の開店時間はお昼の12時にて、到着してピット設営したら
充電とタイヤのグリップ剤を塗布してすぐ、ショップのほんとに
お隣にある蕎麦屋さんでお昼を頂きます。
このお店も味と量ともになかなか良好でして、食の楽しみも味わえる
訳ですが、お安く済ませたいならこれまたサーキットの斜め向かいに
あるローソンで買って済ませることも可能です。
また、資金が足りない方はお向かいにあるパチンコのオータで一儲け
というのも可能ですが、確実性は?です。
さて、そんなこんなで早速練習ですが、タイヤは前後Dコンパウンド系
の30~35°がよさそうでして、ワタシは当日の気温と湿度から路面が上がる
と読んで、最初から前後35°で練習を開始しました。
まず1パック目はコースを憶えるレベルの走行で、ベストは9秒3とコースの
常連さんが出す8秒6前後には遠く及ばないタイムでスタートです。
ここからタイヤとボディ選定をまず行ない、前後35°かつAMRボディで
ひとまず細かいセット出しを進めることとしました。
午後2時過ぎにはようやく9秒フラットまで上げることができたので、
ここからバッテリを練習用からレース用に切り替えてタイムアップを
目指します。
この時点で気温は20℃、湿度は70%越えとなりかなりのグリップ感と
なってきて、バッテリの効果もあってベストは一気に8秒8まで上がり
ました。
しかし、まだまだ常連さんにはついて行けず、これ以上タイムを出す
セットには時間が掛かると判断して、8分トータルでラップを揃える
方向にセッティングを進めることにしました。
具合的には1セル13.5Tのストックで、ノンブーストかつ電子進角なし
なので、アンプでは何もできないため指数を振って、多少ベストを
おとしても8分の後半に9秒フラットが出せるセットをめざしました。
結果的には指数を当初より落とした方が良い結果となりました。
ちなみにピニオンおよびスパーは結果的にではありますが、
京商のプラズマカップで指定のピニオン51Tとスパー80Tとなった
のは、面白い結果ではありました。
ここでさらに、8分間のラップ安定性を求めて今一度ボディを選定
した結果、またもやspeed8 HDが良いという結果になってしまいました。
この時点で午後8時。気温は17℃ながら湿度は80%越えで相当
重い路面となってきました。
レース開始は当初8時半でしたが、主催者側の準備のためか9時
スタートに変更となりました。レース参加者は13人となりました。
あまり宣伝していない、1/12ストックオンリーのローカルレース
開幕戦で13人はなかなか盛況ではないかと思います。
予選は3ラウンド、決勝は1ラウンドにて、予選は3ヒートの組み分け、
決勝はAメインとBメインという分け方です。
ワタシは予選の第3ヒート目となり、人数が少ない4人ヒートですので
かなり走らせ易いヒートとなりました。
予選1ラウンド目、スタートしてすぐにトップ争いしている模様ながら、
10周目くらいで突然、最下位に落ちてしまったとのアナウンスにびっくり。
どうやらKO製のポンダーがミスカウントしてしまった模様にて、ワタシの
予選1回目は捨てレースとなりました。
結果的に2~3回のミスカウントでtotal周回は50周とトップから3周遅れ
になりました。
予選2ラウンド目はポンダーのアンテナをいじってセンサー感度を上げる努力
をしてレースに臨みます。
予選2ラウンド目はなかなかに好調でまたもやトップ争いをしている模様
にて、しかもポンダーのミスカウントもなく快調にペースを維持できています。
レース後半、貰い事故で数秒を失うも、マシンを失速させない走りに気を
付けて8分間をまとめ上げることができました。
結果は53周の8分0秒で、ワタシの今の状態ではベストな結果でした。
予選3ラウンド目はリアタイヤが外れで全くグリップせず、予選2ラウンド
目の結果を上回ることはありませんでした。
ちなみに予選時の他の方の走行シーンを動画にて収めましたので、
参考までにご覧ください。
1セル13.5Tもなかなかに速いですよねえ。実際、レースをしていてもなかなか
緊張感があって楽しめますよ~。
そして決勝、ワタシはなんと8位でAメインにギリギリ引っかかりました。
9位の方との差も8分間でたったの1秒と、ストックならではの混戦模様でした。
決勝Aメインは最後方からスタートしたワタシは混戦をなんとか生き抜いて、
徐々に順位を上げて結果は5位で終わることができました。
そして優勝はこのマシンでした。
なんと、CEFX evo2ですね。Tバーにバッテリ縦置きで信じ難い
走りを見せてくれました。ベストも8秒フラット。予選では56周8分0秒
とこれまたコースレコードのようでした。
優勝おめでとうございました。