燃えるフィジカルアセスメント

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前回ケース(20220823)のその後の経過と解説

2022-08-24 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   脱水(血管内低容量)では外頸静脈は怒張しない。   この患者では、吸気時10mmHg以上のSBP低下(この患者の奇脈のサイズは90-60=30mmHg)であり、心タンポナーデ、重症喘息などを考慮する。   身体所見上、著明な頸静脈怒張を認めたので、心タンポナーデを考える。   肺がん患者では、癌の心膜浸潤により心タ . . . 本文を読む
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