縁起でもないと思われる読者もおられるかも知れません。
でも、人間はいつか必ず死を迎えます。
自分自身や大切な家族がどういった死の迎え方をするのが望ましいのか、考えてみることも必要ではないでしょうか。
現代の医学は肉体(臓器)を治す方向に専門分化し進歩してきました。
その結果、平均寿命も延びました。
しかし、どんな状況でも延命しさえすればよいのか疑問をもたれる方もあるのではないかと思います。
たとえば、意識が無くなり自分で食事がとれない状態になった場合、どんな状態であっても生きているほうがよいのか、あえて延命のための努力はしないのか、どちらか一方が正しいということはありません。
ひとりひとりが自分のための結論を出していかなければならないことです。
こういった重いテーマについて話し合うのは初対面の医師では難しいでしょう。
是非、身近な総合系の医師をかかりつけとし、時間をかけて相談してみましょう。
今回は以上です、本格的な冬になりましたね、朝は布団から出るのにかなりの意志の強さが要求されるような寒さです、聞きますと沖縄もようやく平年並みの気温になったそうです、とは言え25度前後ですけどね、では次回に。
そんな沖縄のちょっとした風景をどうぞ
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ドクター徳田安春の養生訓―元気な100歳をめざせ |
徳田安春 | |
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