皆さん、こんにちは。
partスリーですね。
食道裂孔ヘルニアとアカラシアについてみていきましょう。
ヘルニアは多いですがアカラシアは稀です。
そのためアカラシアは診断の遅れがよくあります。
気をつけましょう。
食道裂孔ヘルニア
加齢、肥満、妊娠、亀背など腹圧が上昇する状態によりヘルニアの発生が助長される。
① 滑脱型(sliding)、② 傍食道型(paraesophageal)、③ 混合型に大別される。
滑脱型が90%以上を占め、その5~10%に逆流性食道炎の合併がみられる。
食道アカラシア
下部食道噴内部(lower esophageal sphincter:LES)の弛緩不全によって、食道の通過障害や異常拡張などを認める機能的疾患である。
アカラシアの診断は食道造影や内視鏡検査により比較的容易である。
造影所見より、紡錘型、フラスコ型、S状型に分類される。
下部食道の狭窄で食物やバリウムの通過障害を認めるものの、内視鏡での狭窄部通過は可能であり、内視鏡だけでは軽度のアカラシア症例の診断は困難なことがある。
診断エラー的ピットフォールは、アカラシアと診断する前に噴門部癌などの器質的疾患のないことを確認する必要があること。
写真 琉球舞踊その2
こんなとき、フィジカル2 超実践的! 身体診察のアプローチ | |
金原出版 |
マンガ「群星沖縄臨床研修センターとは?」が出ました。これで群星沖縄のすべてがわかる。毎月更新されますので、是非ご覧下さい。
好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2019」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく解説。特徴はテレビや新聞より早いグローバルな情報、科学的に正確なエビデンスに基づく情報です。
健康と平和について発信する英語版ブログをスタートしました。「Wellness and Peace and Okinawa」 長寿研究で有名なDavid Itokazu先生との共同作業ブログです。
徳田安春、荘子万能の「徳田闘魂道場へようこそ」こちらポッドキャストにて配信中、是非お聴き下さい。
科学的根拠に基づく最新医学情報とグローバル・スケールでの先端医学のホットな話題を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。☆まぐまぐ大賞2018のジャンル別賞の健康部門5位に決定しました。
一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧下さい。