燃えるフィジカルアセスメント

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けいれんでの観察ポイント

2017-11-16 | 勉強会
 
大発作型けいれんでは、喉頭痙攣による甲高い叫び声と強直性痙攣で始まることが多く、その後に無呼吸とチアノーゼを呈します。
 
 
 
その後に間代性痙攣に移行することが多く、移行期には、いびき様喘鳴を伴う過換気を呈します。
 
 
 
発作中には、舌を咬み、尿失禁(便失禁)に加え、交感神経系の活動亢進症状として、頻脈、高血圧、散瞳などを示すことがあります。
 
 
 
心室性頻拍や心室細動でもけいれんをきたしますが、この場合失神後10秒程度のインターバルを置いてけいれんがみられます。
 
 
逆に、痙攣が主体の病態では、最初から痙攣発作が認められます。
 
 
 
 
けいれんであることが確実であれば、これまでに同様な発作が無かったかどうかと、抗けいれん薬を服用している(していた)かについて聞きだしましょう。
 
 
 
 
同様の発作でこれまでにも来院していたことがある場合にはカルテレビューで情報を早急に収集しましょう。
 
 
乳幼児の場合には、熱性痙攣をきたすような発熱疾患の先行の有無を聞き出しましょう。
 



写真   福島の風景

 

 

 

ケーススタディでわかる脱ポリファーマシー
 
南江堂

 

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