現在では、少し大きな病院だと、内科でも呼吸器内科、消化器内科、循環器内科など細かく専門科に分かれています。
たとえば、「咳」であれば、気管支や肺が悪いのではないかとある程度の見当がつくので呼吸器内科へ行けばよいかなとわかります。
しかし、「だるい」、「体重が減る」、「熱だけで他にはっきりした症状がない」などの症状の場合、どの科の専門の病気なのかよくわかりませんね。
いろいろな症状が重なっている場合も、どの科で診てもらえばよいかわかりにくいかも知れません。
「ある科へ行ったら、ここの専門の病気ではないといわれすぐに他の科に回され、次もまた他の科へ回された」など、ムダな時間と労力を費やしてしまうこともあります。
そんなことがないように、助けになるのが総合系の診療科です。
診察をして、どこが悪いのか診断をつけ、アドバイスしてくれます。
丁寧に話を聞いて相談にのってもらえるはずです。
病院によって違いますが、最後まで総合系の診療科で診察・治療することもあります。
カゼや胃腸炎などよくある病気、症状はあるのにどこが悪いのかわからない人、複数の病気をもっている人などを見る総合系の診療科が多いと思いますが、かかりつけ医と同じように慢性的な病気の管理、病気の予防、健康相談などを行うところもあります。
どの科で診てもらえばよいか迷ったら総合系の診療科を受診しましょう。
今回は以上です、皆さん朝晩はだいぶ冷え込んできました、中々布団から出たくありませんね、そんな中、沖縄はといえば、日中は28度まで上がり車はクーラーをかけているそうです、そうなると困るのが虫やネズミといった害虫などの被害です、いまだに出てくるそうです、では次回に。
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