みなさん、こんにちは。
血圧は心拍出量と末梢血管抵抗によって決まり、さらに心拍出量は1回拍出量と心拍で決まる。
間接的な血圧測定は1拍ごとの測定で決められるので、脈ごとによる1回拍出量の違いは血圧測定値に影響を与える。
しかし、心房細動ではこの現象を無視してしまう傾向にある。
心房細動でRR間隔が極めて不規則な場合には、1回だけの間接的な血圧測定値は信頼できない。
RR間隔が短い時には心室の充満が少なくなるので、次の心室収縮における1回拍出量は小さくなる。
一方、RR間隔が極端に長くなると、心室の充満は増え、収縮期血圧(および拡張期血圧)は上昇する。
心房細動では血圧の一般的な範囲を示すおおまかな推定はできるが、診断や治療で血圧が高いか低いかの判断が必要な時は、正確な測定のためには、より一定なRR間隔になるのを待つべきである。
これは、RR間隔が大きく変動する他のすべての不整脈で当てはまるのだ。
写真:沖縄本島北部、金武町周辺の風景です。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
群星沖縄臨床研修センターのホームページです。沖縄の基幹型8病院での研修医教育に貢献しています。
マンガ「群星沖縄臨床研修センターとは?」が出ました。これで群星沖縄のすべてがわかる。毎月更新されますので、是非ご覧下さい。
一般向け健康情報ブログ「総合診療医からの健康アドバイス」。こちらもご覧ください。
徳田安春・公式ツイッター
https://mobile.twitter.com/yasuharutokuda
健康や医学についてのファクトと徳田安春の個人的意見をお伝えします。
待望の新刊が発売中!「病気と身体所見の診断学:検査なしでここまでわかる」こちらもお試し下さい。必ずやためになることでしょう。
科学的根拠に基づく最新医学情報とクローバル・スケールでの先端医学のホットな情報を提供し、わかりやすく解説します。メルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」。☆まぐまぐ大賞2021のジャンル別賞の健康部門3位を受賞しました。
「こんなとき フィジカル1と2」立ち読みできます。どうぞ。