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低リン血症の症状と所見

2017-12-22 | 勉強会
 
みなさん、こんにちは。
 
 
 
 
痩せた低栄養の患者さんに、糖分などの栄養を急速に投与するときに、Refeeding症候群をみることがあります。
 
 
血清のカリウムやマグネシウムの濃度低下をみますが、リンも下がることがあります。
 
 
 
 
血清リンが 2.5 mg/ml以下を低リン血症、1.0 mg/ml以下では高度の低リン酸血症といいます。
 
 
 
 
低リン酸血症では、ATPなどの細胞内有機リン酸化合物の合成障害をきたすので、各種の細胞機能の障害をもたらします。
 
 
 
 
横紋筋の融解症によるミオグロビン尿症や、認知機能の低下、末梢神経異常、溶血などをきたすことがあります。
 
 
低リン酸血症が長期になると、くる病(小児)または骨軟化症(成人)をきたすことがあります。
 
 
 
 
写真   雑誌・総合診療の編集会議の後

 

 

 

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