みなさん、こんにちは。
今回は脳神経のファイナルです。
VIII 聴神経:
・ラムゼイ・ハント症候群: 外耳道や耳介の水疱、顔面神経麻痺。帯状ヘルペスウイルスの感染。
・ホールパイク検査: 良性頭位変換性眩暈症の診断法。ベッド上に足を伸展させて座らせ、首を後屈させた状態ですばやく上体を後方に倒し、眼振およびめまいの出現を観察。短時間の潜伏期のあとに、回転性の眼振が数秒~10数秒間出現。眼振が消失後に坐位に戻して再度検査を行うと1回目よりも眼振の程度は軽くなる(慣れ)。
IX、X 舌咽神経、迷走神経
◎カーテン徴候: 舌咽神経の一側の麻痺ではアーといわせると軟口蓋・口蓋垂が健側に引き寄せられる。
◎咽頭反射: 咽頭後壁を舌圧子で刺激すると、麻痺側では咽頭反射が消失。
XI 副神経:
胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配している。筋緊張性ジストロフィー症ではこの筋の萎縮が特徴的。痙性斜頚では間欠的に胸鎖乳突筋と僧帽筋が収縮。
XII 舌下神経:
末梢性麻痺では萎縮、筋線維束攣縮がみられる(進行性球麻痺)。舌を突出させると末梢性麻痺では患側に、中枢性麻痺では患側と反対側に偏位。
写真 北谷で見つけたシーサー
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