燃えるフィジカルアセスメント

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笛様音 wheezes

2019-07-16 | 勉強会

皆さん、こんにちは。
 
 
今回は笛様音です。
 
 
臨床現場では、ウィーズと書かれることが多いです。



基本的に、呼気に聴取される連続性呼吸副雑音。

喘息発作時などに聴取される笛様音の強度をJohnsonは下記のように分類しました。

Ⅰ度:強制呼気時のみ聴取

Ⅱ度:平静呼気時も聴取

Ⅲ度:平静呼吸で呼気・吸気とも聴取

Ⅳ度:呼吸音減弱silent chest(危険!切迫呼吸停止)

 

ところで、この分類と気道狭窄の程度には相関があります。

I度:ピークフローが期待値の60%前後

II度:45%前後

III度:35%前後


吸気時に聴取される喘鳴は重篤な気道攣縮の徴候でもあるが、同時に気道内の器質的病変(分泌物貯留、浮腫、狭窄、異物または腫瘍など)の存在を鑑別すべきである。




写真 空からみた鹿児島

 

 

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