午後1時半頃には帰宅
最近年を取ってきたからか渋谷が遠く感じる(笑)せっかくの休みなのだから例の 『 BLUES GUITAR 』 の試奏に行ってこようと思ったのだけどね。
まぁMorgan&Feelsの平尾の兄貴にも言われたがZUYAの性格からいくと“上手く当たってしまうと帰りに手に持って帰ってくることになるぞ~”と(笑)しかし一度興味を持ったギターから心を離すことは難しい...。そうだ今こそ歌うべきだろ~! 『 I'd go rather blind than to see you walk away from me~♪ 』 (あなたに会えなくなるなら目が見えなくなったほうがマシだぜ~)ってね
Etta Jamesで有名なこの 『 I'd go rather blind(ZUYAはロッド・スチュワートやクリスティーン・パーフェクトのカバーで知ったのだが) 』 、元は盲目のミュージシャン、クラレンス・カーターなのだから考えさせられる。“え!?盲目の人が盲目になりたいって?” しかし名曲である
さて新しいギターに心を奪われないようにZUYAの愛機 '52 Fender USA Telecasterを眺めようではないか?
'52 Fender USA Telecaster in 1982
1982年製のこのギター、いわゆるフェンダーのヴィンテージ・シリーズ(リイシュ)のファースト・ロット(初回生産分)である。基本的にいわゆるライン生産でも初回ロットと言うのは気合いを入れて作っている。妙な例えだが一部に人気のラーメン屋がマスコミに取りあげられると徐々に昔からのファンは離れ味が落ちていくようなものだ(笑)
ZUYAは17年経った1999年にカナダ・ウィニペグにあるギターショップで見つけた。ZUYAはまだカナダに渡って数週間であったが、一週間でウィニペグから同じマニトバ州内のどこかの農村で“こき使われて”ブルースを“精神的に”経験する計画であったのだが(笑)、カナダで指折りのブルースマン、Big Dave Mclean とマニトバのローカルミュージシャン、Righteous Ike に出会い“馬鹿なこと言ってないでとっとと家を見つけてギター買ってこんか~”と言われ紹介されていった店がウィニペグ市北部にある Ultimate guitar だ。
その店オーナー、ブライアンはZUYAをすでにウィニペグのブルース・クラブで見かけたらしく、当時の“つたない”英語でもなかなかZUYAの好みの音を理解してくれたらしくショーケースになっているレジ・カウンターの中にあるこのテレキャスターを勧めてくれたのだ(その後Kid'sのメタルトップのリペアも頼むことになった)。これはシリアル・ナンバーによると1982年に作られた1415本目らしいが、ほとんどミントの状態(限りなく新品に近い)状態だった。当時でCDN(カナダドル)$1,500(1$=75円くらい)で買ったんだったっけ!?
元々ZUYAはカナダでいつかテレキャスターを買うつもりでカナダにはギターを持たずに行ったのだが、まさか到着後数週間でこんな素晴らしいギターに出逢うとは...
現在に至るまでこのギターのサウンドにケチ をつける人間には出逢ったことがない(笑)
さぁて今日はもうどこにも行かずこの“愛人”でリハビリに専念するぞ~
※もちろんワンカップを手元に置いて