今回2度の脳梗塞を乗り切り懸命に生きている祖母を訪ねたわけだが、帰京して以来2日経とうとしているが頭の中(心の中か?)にある“思念”が残り続けている。
決して嫌なモノではなく今まで真剣に考えることがなかったから余計に頭から離れないのかもしれない。
ZUYAは祖母に会うために今までその存在は知っていたが、初めて 『 デイケア~ 』 、 『 ナーシング~ 』 と呼ばれる老人介護施設に入ることになった。いろいろなことを考えたが中でも特にZUYAと嫁が祖父と話しているときの周りの“羨望のまなざし”(時には“妬み”さえも...)を感じたことだ。たまたまかも知れないがZUYAたちが訪れた時他には誰も外来客がいなかった。もちろん各々の家族にそれぞれの事情があり週末とは言えどもそう簡単に身内を訪問出来ないのだろうが、それには少し驚いた。
ZUYAにはもう既に旅立った祖父母が3人いるが、彼らには露骨に 『 老い 』 と言ううモノは感じなかった。おそらく彼らに接した頃はまだ子供だったからかもしれないが、世間的に一人前の大人になった(?)以降も接してきたのは今回会った祖母だけであるが初めて“老いる”と言う事に触れたような気がする。真面目な話、数年前にジョニー・ウィンターの最近の映像を見たときに 『 老い 』 と言うモノを少し感じた(もちろん彼の衰えは病気のせいでもあるのだろうが)
人はやがて誰しも老いるのだが若いうちは自身が老いた時のことなど真剣に考えないもので、実際気付いた時に既に置いている人が多いのではないのだろうか。しかし、今回ZUYAは“老いる”ことに対して恐怖心すら懐いてしまった...。もちろんに一過性のものであると思うが、今日本の世の中は 『 子供 』 に対する考え・ケアばかりでそれに比べるとあまりにも老人福祉に対する取り組みはまだまだ遅れているのではないか?(ZUYAの言いたいのはあくまでも政治に対してのことだが...)
話が大きくなり過ぎそうなのでこれ以上は突っ込んで書かないが、そんな折に昨日ZUYAのバイト先( どういうわけか半数以上の人間が自己中心的か偽善者なのだが... )では貴重なぐらいまともな方の父上がお亡くなりになられた。そんなこともありよりいっそうZUYAの頭を混乱させたのかもしれない。この場所を使わせてもらい、故人のご冥福をお祈りしたい。
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さて、ふさぎ混んでいてもしょうがない。いつものZUYAらしさを取り戻すには音楽だ
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今夜紹介するのは1971年にキャピトルで録音されたオーティス・ラッシュの名盤 『 Right Place,Wrong Time 』 である。オーティスもまたコブラ、チェスでの録音以降不遇な時期を送っていたと言われるが、このアルバムを聴く限りでは“けちょんけちょん”に言われるほどでもない。特筆すべきは 『 Rainy Night In Georgia 』 だが、アルバム全体的にどの曲もバランス良くなかなか良いアルバムであると思うが...
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ちなみに90年代に出した2枚のアルバムもなかなかの佳作である。ぜひお試しください~
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