『 紅葉 』
『 鍋 』
『 秋味 』 (ビールの名前...)
と言ったところが思い浮かぶのがZUYAさんであります
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ようやく秋らしくなって来たばかりですが、早くもZUYA家では年末年始の話がちらほらと出始めております...
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悲しいかな 『 家族旅行 』 と言うものが習慣としてなかった家庭で育ったZUYAさん。家族で食事や日帰りで出かけることはありましたが、夏休みや冬休みの恒例行事と言えば田舎に泊まりに行くことぐらいでしたね
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カナダに渡るまでの20代前半は郵便局でアルバイトをしていましたから、年末年始と言うのは“(休むものではなく)働くもの”、あるいは“稼ぎ時”と考えておりました。結婚して別の家庭の考え方と言うものが必然的に入ってきまして、“協調”と言う難しい課題に以来取り組んでいるZUYAさんです。毎年の年末年始の過ごし方もその一つであります
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さて我が日本でもここ最近は“ Halloween (ハロウィーン)”に関するイベントがポピュラーになりつつありますね。ZUYAさんは大昔に一度英会話学校のパーティのようなものに参加した覚えがあります。まぁ要は“仮装パーティー”ですわな
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1999年にカナダに渡った時に本場のものを経験いたしました。色々考えた挙句、ZUYAは 『 The MummyMan (ミイラ男) 』 になりました。近所にあるドラッグストアに包帯を何ロールか買いに行き、出かける前に家で鏡を見ながら苦労しながら捲いた覚えがあります。ところが捲き終わるとあることに気付きました...
“あれ...
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そりゃあ、そうですよね(笑)。当時ZUYAさんはウィニペグのダウンタウンに住んでおりました。一番よく演奏していたブルースクラブまでは徒歩で15分ほどだったのですが、目の部分は少しあけているとは言え耳は塞いであるのでどうも歩きにくい。考えた挙句その姿でそろそろと歩いていくことに。ZUYAはアパートの4階に住んでいて、先ずはエレベーターで誰にも会わないことを願いました
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その街の中をそろそろ歩いた記憶はもう無くなってしまいましたね(笑)。クラブに着くと何人かは仮装しているものの、ミイラ男はZUYAさん一人。皆が注目しておりました。何てったって“メイク”ではないのですから、顔のパーツは全く見えないわけだから誰だか見当も付かないわけです
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いつもするようにキッチンにまで顔を出すも馴染みのスタッフに、
“Get Out Of Here! (ここへ入ってくるなっ!)”
と言われてしまい渋々ホールに突っ立っておりました。そのうちだんだん寂しくなってきました。だって“誰も気付いてくれない”のですから~ (笑)。
いよいよ考えて、塞いでいた口の部分の包帯を取り、再びキッチンのスタッフに話しかけました。
“おい!、ひょっとしてお前はZUYAなのか!?”
やっとわかってもらいようやく“仲間に戻る”ことができました。これがその時の写真 ( ↓ )
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今思い出すと可愛い思い出ではありませんか(笑)
今年、ミイラ男になられる方は“捲き過ぎ”に注意しましょうね~!
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