谷中・天王寺にて
今日は素晴らしく良い天気でしたね
花粉症の方には“ツラい一日”にだったに違いありません。幸いZUYAさんは目がショボショボする程度でなので...
いろいろ考えることが山ほどあるのですが、現実逃...いやいや“気分転換”に散歩に出ました
ZUYAさんの大好きなコースで、駒込から千駄木、谷中を通って上野へ抜けた。もちろん行く先々、桜三昧である
途中、谷中霊園の辺りで年配の白人女性に道を訊ねられた
『 Do you speak English? (英語は話せますか?)』
先日の“不本意な電話面接”が一瞬頭をよぎったが、もちろん
『 Yes, I do. May I help you? 』
と自信を持って答えたZUYAさん
聞けばアラン・ウエストと言う“アメリカ人日本画家”の画廊を探していると。ZUYAさんは行ったことがあるので、いろいろと話をしながら連れて行ってあげることに
こちらのご婦人、休暇を取って念願の日本にニューヨークから一人旅だとか。“上野でとても素敵な旅館に泊まって...”と話すに話す。年配の女性のお喋り好きは世界共通のようですな
東京の後は箱根、京都、奈良と訪れるそうな。“あなた、英語はどこで覚えたの?”と言われ、自信を持って“カナダで”と答えた
“あなた、とても上手に話すわね。とても親切だし素晴らしいわ”と
このご婦人はとても面白い点に気づき質問してきた。
“何で日本の人たちはマスクしてる人が多いのかしら?”と。
“Good Question”と言ったものの 『 花粉症 』 ...って英語で何て言うんだったっけと思い出せず、色々他の語で周りくどく説明してると
『 Oh, allergy! (アレルギーね) 』 と教えてくれて
“そうそう、それそれ!”と暫しの間、日本の下町でお年は召していらっしゃるが素敵なニューヨーカーと楽しい時を過ごした
その後また外国人カップルに道を聞かれ...谷中で人気のZUYAさんでした
通勤電車並の人混みの上野公園を通りぬけ日本橋へ。なかなか観にこれなかったクリント・イーストウッドの最新作 『 アメリカン・スナイパー 』
実に彼らしい完璧な映画でした。戦争物なので目を逸らしたくなるような場面がいくつかあったが、さすがクリント。実に巧く表現してある。前作 『 ジャージー・ボーイズ 』 の華やかなエンディングとは違い、厳粛な雰囲気を醸し出すエンディングが斬新で良かった(エンドロースの後半部分は完全な無音)
映画館から出るともう陽は落ち、日本橋という街の雰囲気が全くZUYAさんにマッチしないなぁと思いながら家路についた
上野公園にて