おはようございますZUYAさんです
今まで8年間、曜日は変っても“飛び石公休”だったわけですが、こりゃあ連休の方が楽ですね(今週は給料日前で行動制限がかかっていますが...)。でもこの休みの時だけ昼夜逆転してしまう癖をどうにかしないと...
さて、1月28日から30日までの車中1泊を含んで決行された「大阪滞在記Part2」の続き(後編)を綴ります。ええ、あっという間に最終回ですよ。前編、中編をお見逃しの方々は下記からどうぞ~
「男はつらいよ ~大阪プレイバックPart2~」(前編)
「続・男はつらいよ ~大阪プレイバックPart2~」(中編)
翌朝は母がいつも世話になっている美容室へ挨拶に行くことに。以前から帰省をする度に母との会話の中に「◯◯さんに~」、「◯◯さんが~」と髪を切ってくれる女性美容師の名前が頻繁に出て来るのです
実は◯◯さんはZUYAさんと同級生で、母親の後を継いで今彼女がお店を賄っているそうな。前回帰省した時に母からマイ・ナンバーのような高齢者にとって複雑な手続きの方法などは彼女が手伝ってくれたとの話を聞き、これは一度挨拶しておかないといけないなと思ったわけです、今後のことも考えてね
ZUYAさんは同窓会とか成人式とか言った類の物が嫌いなので、過去に一度も行ったことがありません。ですから当然小・中学校の同級生なんて云十年もの間一度も会ったことがないわけです。って言うかその時代って、20歳を超えて以降の人生の方が断然楽しかったのであんまり思い出したくもないと言うのもあります
でも今回は自分のポリシーやらモットーやらはさて置き、開店時間を見計らって彼女の店のドアを開くと、こちらが言葉を発する前に向こうが気が付きました(母に似ているから直ぐにわかったらしい)
30分ほど彼女の母親も含めて3人で色々と話しました。ええすっかり大阪のおばちゃんになってましたね(と言うことはZUYAさんは...どこのおっちゃんなんだろう?)
家人のためにシャンプーとリンスをくれた彼女。それを持って家に戻ると、前日から母に頼まれていた庭の剪定作業に取り掛かることに。父はもちろんですが母も脚立に乗って枝を切るなんてもう危険ですからね
無駄に広い実家の庭。松、柿、桜、ライラック、棕櫚(しゅろ)等々まぁ色々とありました。そして更に近年は何気なく捨てていたグレープフルーツの種が育ってしまい鈴なり状態に...
昔はまさに生い茂っている感じで、庭を歩くなんてことは中々出来ませんでした。同級生たちが遊びに来ると「ジャングルだぁ~」とお騒ぎ、そして騒ぐ子供達を容赦ながら怒鳴って威嚇するのが祖父の仕事でした(先ほどの美容師の彼女との話の中にも登場…)
祖父母が逝き(父と母に)代替わりすると大きく雰囲気が変り、それこそ“酔い冷まし”に歩けるようになりました。が、とにかくまぁ家が古いです。戦後直ぐに建てられたと思われる実家の家は両親が出ることになれば、この家の歴史も終わることになるでしょう。そんなわけで最近は行く度に写真に収めるようにしています
父と母は年金生活者ですから、これだけ広いと業者に払う料金は馬鹿になりません(そしてこれから介護費で更にお金がかかるので...)。母達はよっぽど太くて高さのある木を除いては自分たちの日常の作業として剪定したりしているようです
ZUYAさんが脚立に上り屋根よりも高い位置にまで伸びた枝を片っ端から切り落として行くと、母が太い幹から伸びる小枝の部分をハサミでせっせと細かくして大容量のゴミ袋に詰めていました。その数3袋...
ZUYAさんは途中から冷蔵庫に残っていた缶ビールを飲みながら母の作業を眺めていました。父方の祖母も母方の祖母もマメな人でせっせと庭仕事をしていた記憶があります。当たり前ですが、母の姿を眺めているとあの大好きだった(岐阜の)祖母に似ているなぁと思いましたが、“当たり前じゃん!”と思わず一人で笑ってしまいました
鈴なりのグレープフルーツ
お昼になり母に何か食べたい物があるかと聞くと、「ぺちゃ焼き」と即答して来ましたよ。ZUYAさんが子供の頃にはなかった食べ物です。関西を中心に遠く他府県にも進出している「あほや」と言うチェーン店が生み出したオリジナルメニューで、“たこ焼きとチーズを玉子でくるんだようなもの”です(今回初めてHPを見ると東京にも店舗があることを知りました)
普段は母が食べたいと言うと父が自転車に乗って駅前まで買いに行っていたようです。でも最近は店の場所がわからなくなったり、家への帰り道がわからなくなっていたようで...
久しく食べていないと言うことで、駅前にある「あほや」まで歩いて行きぺちゃ焼きとZUYAさん用にはたこ焼きを買いました。そして途中のコンビニでハイボール缶も忘れずにね
ぺちゃ焼き
たこ焼き
誰かがコメントで書いていたような気がしますが、「大阪人は粉もんにうるさい」と。でも大阪人に限らず、どの都道府県の出身の人でも自分の郷里の食べ物を今の所在地付近で食べたら味の違いに愕然として、“こんなの◯◯じゃない!”と言うものだと思いますよ~
ちなみにZUYAさんがお気に入りのお好み焼き屋は東京には数軒だけ。たこ焼き屋は無くなってしまったので、現在新規捜索中...(築◯銀◯こなんて最高にインチキの固まりかも!)
あ!
これを書いている今気が付きました。母は普通のぺちゃ焼きではなくて“もち入り”が好きだったことを...次回は忘れない様にしなきゃ~
食べ終わってしばらくしたら母に別れを告げて、新大阪駅に向かいました。家に母を一人残して帰るのは本当に心苦しいものです。もちろん涙は堪えますが、ZUYAさんの声のトーンから母には伝わっていると思います。でも自分の生活(今は全く“らしく”ないですけど...)に戻らないといけません
ええ流石に帰りは新幹線です。近年、「おおさか東線」と言うのが開通したおかげでゴミゴミとした大阪市内を通らなくても座って新大阪まで行けるのが有り難いです(市内経由だと最低2回の乗り換えが必要)
東京でもありますよね、新宿湘南ラインのように以前は貨物専用線だったのが、旅客線として有効活用されることってね
平日はこんなに空いてるんだぁ
前回の帰京時には名古屋から新幹線に乗り、横(窓側)に変な若い女性が座って気分を害したので今回は少々不安でした。ZUYAさんは窓側の席に座りましたが、結果的に隣の席は最後まで空席でした~
代わりに次の京都駅で前の席にとても美しい女性が座りました。座った後に背もたれを倒す前に、ちゃんと立ち上がって振り返ってこちらに微笑しながら会釈されて、その動きも上品極まりなく素敵でした。思わず跪こうかと思ったほどです
これは“お天道様からのサービスなんやぁ~”と心の中で大阪弁で思いました。独身だったら間違いなく声をかけていましたね~
京都が見えて来た~
賀茂川、タイミングが合わず...
伊吹山。独立峰って大好きです。
名古屋~
濃尾平野~
浜名湖~
富士山はちょっと隠れてしまいましたが、東京まで快適な時間を過ごしました。この日は夜に職場のリーダーくんの送別会があったので車内ではお酒はちょっと控えめにしましたけどね
初めて新幹線を品川駅で降りて、その会場である恵比寿へ向かいました。わずか数時間前まで関西弁にまみれていたのに、送別会の場で飛び交う東京弁にとても違和感を感じましたよ
以上で「大阪滞在記Part2」は終了です。最後まで読んで下さってありがとうございました~
「男はつらいよ ~大阪プレイバックPart2~」(前編)
「続・男はつらいよ ~大阪プレイバックPart2~」(中編)
最後におまけの写真です。実家にあるゴルビーちゃんと記念撮影~
さて今日は休日2日目。変わらず東京地方の天気はイマイチ。もつ煮もバッチリ仕込んであるので他にすることは...あ!仕事用の靴を買っておかなきゃ。となると上野・御徒町かぁ...こりゃ呑んじゃうなぁ
Have A Good Day,Folks!
ご心配なく。ちょっとやそっとでは驚きませんので~
今は 北摂に 住んでいますが 生まれたのは 中河内郡で 学校も 近鉄沿線でした。
大学予備校は 天王寺予備校。
つい 懐かしくて コメントしてしまいました。
驚かせてしまったようで 申し訳ありません
まぁお気軽に訪れてくださいまし~
あまりの面白さに 読むのが 止まらなくなった大阪のBBAです
いきなり フォローさせてもらい 失礼します