ニッポンを救うお人

復興庁が今日発足するそうですなぁ。
震災から11カ月たってのスタートでござりますか。。。
いやぁ、素早い対応でござります。
それにもまして、他省庁より「格上」の位置づけで、復興案件は「ワンストップ」の体制だそうだから、
これで復興はなったも同然でござりましょう。
被災地のみならず、コクミンは大満足でござります。

は？
被災自治体の陳情案件は関係省庁に出向き、復興庁には行かんですと？
なんでですかなぁ？
行っても仕方がない？
行く先が増えただけ？
手間がかかるだけ？

ふ～む。
受け皿組織を形だけ作る、
それに約１年を要す、
出来ても皆は素通りする。。。
それが日本の「政治」＆「行政」でござりますか？　　

政治といえば、
昨日、午後のお茶の時間に衆院予算委員会の中継を見ましたですよ。
なるほどと思いましたぞ。
何がなるほどか？

ワタシが見た場面は、
タナカ防衛相が集中砲火を浴びておりましてな。
小馬鹿にした質問に、質問の趣旨を解さない答弁をし、
更にバカにされる、ということの繰り返しでござった。
その後のノダ大総理やヒラノ何某復興担当相の答弁が、妙に的確＆高邁に聞こえましたゾ。

なるほど、これがウワサの答弁でござるか、と感心させられましたなぁ。
任命責任を問われたノダ大総理は、通り一遍の答えを披露しておったが、
ワタシの意見は少し違うのでござります。

タナカ何某の資質がモンダイとされているが、
いや、要するに「おバカ大臣」を、そしてその任命責任を問われておるのだが、
短慮はいけませぬ。

ニンゲン、何か取り柄はあるのでござりますよ。
ほれ、孟嘗君－食客三千人の、斉の宰相でござるが、
「鶏鳴狗盗」でござりますよ。
一見、能無しと思えても、ときとしてその能力が窮地を救うのでござります。
「人は使いようがある」のでござります。
タナカ何某は、入り婿の際、角栄が泣いて悦んだそうだから、
このお人は何か持っておるのでござりましょう。
ワタシは、それが何だか知らないが、
その何かが、ひょっとするとニッポンを救うかも知れませぬ。
ガマンして使うのが宰相のつとめでござりますよ。
ねぇ、ノダはんや。

その大きさは他人には分からんのでしょうなぁ。
ワタシにも分からんし、誰にも分からん、
それだけ大きいということでござりますよ。
タナカ何某は。。。

というように褒めて、褒めて、そして褒め尽くしたら、
豚も木ぃに登るかもしれませぬ。