陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

万事、何とかなりまする

2012-02-27 08:51:05 | Weblog
ノダ何某とかいう総理が沖縄に行っているそうですなぁ。
総理に就任して早々の沖縄だから、さぞや大歓迎を受けておるでありましょう。
そりゃあ、基地問題を何とかしてくれるでありましょうからの。
何てたって、「沖縄の負担軽減」が増税と並んで彼のお人の合言葉でござりますからね。

昨夜は知事と会食を、そして今日は正式な会談だから、
話しもはずむでありましょう。
これで基地問題もひと山越えることになりますなぁ。
よかった、よかった。  

メキシコでは、G20 財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、
欧州債務危機を巡り、IMFの資金枠を増強する方向で詰めことになったそうだから、
こちらも何とか壁を乗り越えるでありましょう。
よかった、よかった。  

万事、何とかなるものですなぁ。
この世の中は。

おや?
AIJ とかいう投資顧問会社に計 2,000億円の運用を委託しておったのは、
84の企業年金で、約 120件の契約なんですと。
リストに大手企業も載っているが、中小の企業年金が名を連ねておりますなぁ。
ふ~む。
報道によると、リーマン・ショック時に被った損失を挽回すべく、
高利回りをうたった AIJ に年金資産の運用を委ねた、ですと?

ほう。
高利回りに目ぇを奪われた?
そぅやねぇ。
ワタシもその立場なら、目ぇを輝かせて、ゼンブ預けたでありましょう。

そやけど、よかったではござりませぬか!
暫しの安息の日々を過ごせた、その代償と考えれば...
捕らぬ狸の皮算用で、心穏やかで安心の日々が何年か続いたんですからな!
ワタシもそういう日々を過ごしてみたいものでござります。

ワタシなんぞ、農耕を始める前の狩猟民と同じで、
その日暮らしのジンセイでござりますからね。
一時であっても、安息の日々は何事にも代えがたいものでござります。

しかし、この AIJ というところは、何なのでござりますかなぁ。
明らかに詐欺でござりますがな。
世の中がおかしゅうなると、こういうところ、この種のニンゲンが出てくるんですなぁ。
注意せなあきません。

ワタシも、
虎の子の財産を、財布に入っておる千円札1枚を、
運用なんぞに回さずに、
大事に大事に誰にも見つけられんところに隠しておきましょうゾ。

ん?
何だか、食べ残しを隠す犬とおんなじですなぁ。
ほな、そのうち隠したことを忘れてしまうんですかなぁ?  
コメント
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