一湾へ花火の傘を広げたる 山下孝子
手花火の終りをなほも手離さず 松本伸一
クレヨンの緑を選び花火描く 矢島恵
先日、花火大会があった。今年は初めて娘の友人宅に駐車させて貰い、そこから花火見物に出かける段取りであった。
生憎と小生は金毘羅さんでの転倒により体の節々が痛むのと、夜間は視力が著しく低下しつまずく危険性が高いので外出を極力控えていることの双方で留守番をした。
帰宅後、娘から先方のお父さんが会えるのを楽しみに待っていてくれたとの報告を聞いた。現役時代お世話になった方である。惜しいチャンスを逃したと後悔しきりの花火の夜となった。