JR四国ではアンパンマン列車と言う特急列車が有名であるが、不定期の季節列車として“アンパンマン・トロッコ列車”というものも有る。
7月末、孫達と娘夫婦の総勢5人でこの列車を体験した。岡山―琴平間では、児島駅からトロッコ列車に移り、瀬戸大橋の景観と風を楽しむように考えられている。夏の暑い日だったが、瀬戸大橋を走行中の海風は実に爽快だった
先頭車両は、貨車を改造して作られたとトロッコ列車である。安全のために窓の下半分に相当する部分に透明のプラスチックが装着されているが、上半分は何も無い。当然、自然の空気が自由に出入りするオープンな構造である。
オープンカーでの問題は、暑さ。寒さであり、また雨である。この為、2両目は通常の冷暖房完備の客車が繋がれていて、天候不順の場合の避難施設とするのであろう。前後2両で1両として使用されているという、特車な列車である。
それにしても、指定席料金五百数十円(岡山―琴平間の場合)はとても安いと感じた。これに普通乗車券を購入すれば乗れるのである。
小さい子供さんやお孫さんのいる人達にはお薦めののんびり列車である。(ただし、天候に恵まれる必要があるが。)
注記;
アンパンマン列車のサイト
http://www.jr-eki.com/aptrain/index.html