先日、アンパンマントロッコ列車の旅をして気がついたのだが、乗客は100%近く小児の家族だった。そして彼らは、一家に一台ビデオカメラ持参だった。
静止画での記念撮影は、深い趣がある伝統的な記録方法であり、今後とも主流であろう。
動きと生の声を記録できるビデオは、写真より遥かに高い記録性があり、子供たちの成長の記録には最高の道具出ある。
技術の進歩が、ついにビデオカメラの価格を、普及版デジカメ並にした。一家 に一台の普及にはずみがついて欲しいと思っている。
これだけ安くなると価格が壁でなく、撮影後の処理が如何に簡便で大衆に受け入れられるかという点が普及の分かれ目なるように思える。
これまでは、ビデオ編集作業が人間とパソコンにとって実に厄介な作業だったし、今でもそうである。おそらく、この点が今後もビデオ普及の妨げになるような気がしている。
ところが、廉価版のビデオカメラは、パソコンの負荷を低く抑えようと、低画素数の映像を撮影する方式としているように思える。これはカメラ本体を低価格化するとともに、後処理を少しでも楽にしようという配慮かもしれないと思った。
今 撮影後の後処理と保存・再生の簡便化が起きそうな予感がある。その強力な道具がYouTubeになるような気がしている。
すなわち撮影した映像をYouTubeに保管し、家族や親兄弟・親戚などが遠隔地でTVを通してみるという時代が、そこまで来たような気がしている。これが普及すれば、もう一段ビデオの普及が進むと思うのだが。